アスペルガーの特徴とは?原因や治療法、対処方法を解説!

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    「もしかすると、自分の子供はアスペルガー症候群かもしれない。。」なんて、お悩みではないでしょうか?

    アスペルガー症候群には、相手の気持ちを汲み取ることや空気を読むことが苦手という特徴があります。

    もしもアスペルガー症候群なのであれば、早めにそれに応じた暮らし方を実践するべきです。

    そこで、今回はアスペルガー症候群の特徴や顔つき、原因、治療法、アスペルガー症候群の子供への対処方法についてご紹介します。

    アスペルガー症候群の特徴を知って、子供にとって良い環境を作ってあげましょう。

    1.アスペルガー症候群の特徴

    アスペルガー症候群の症状は、社会性の障害、言語コミュニケーションの障害、想像力の障害の三つに分けることができます。

    ここでは、以下のようなアスペルガー症候群に見られる特徴についてご紹介します。

    1. 二次障害が起こることがある
    2. 独特の人付き合いをする
    3. 正直すぎる
    4. 他の子供と波長が合わない
    5. 積極的すぎる
    6. 言葉の裏に意味を汲み取ることが苦手である
    7. コレクションをする
    8. パターン的な行動をして融通が利かない

    もしもこれらの特徴に自分の子供が多く当てはまるなら、アスペルガー症候群の可能性があります。

    それぞれの特徴について、順番に確認していきましょう。

    1−1.二次障害が起こることがある

    アスペルガー症候群の人には、以下のような二次障害が起こることがあります。

    • うつ病
    • 強迫性障害
    • 統合失調症
    • 摂食障害
    • 睡眠障害
    • 心身障害
    • 行為障害
    • 引きこもり
    • 頭痛、腹痛
    • 対人恐怖
    • フラッシュバック

    二次障害とは、発達障害がもととなって起こる疾病や障害のことを言います。

    アスペルガー症候群の人は、ときに疎外感や無力感を抱くことや、自信を無くしてしまうことがあります。

    なぜなら、周りから誤解されやすい性格だったり、行動をしてしまう傾向にあるためです。

    このような感情を、自分でうまくコントロールできずにいると、心身ともに不調が現れることもあります。

    1−2.独特の人付き合いをする

    アスペルガー症候群の人は、幼児期には一人遊びをすることが多く、他の子供と一緒になって遊ぶことは少ない傾向があります。

    同年齢の子供と対等な遊びをすることが難しく感じる人が多いのです。

    それによって、学校や習い事先で友達を作れない場合がよくあります。

    1−3.正直すぎる

    アスペルガー症候群の人は、相手の人の気持ちを想像することが苦手なので、時には周囲の人に対して迷惑なことをしてしまうことがあります。

    例えば、太っている人に対して何も気にせずに「太っているね」と言ってしまうことがあるのです。

    社会的なルールが分からず、素直に思ったことや本当のことを言ってしまう傾向があり、正直すぎるとも言えるでしょう。

    これによって、友達に嫌がられていても本人はなぜ嫌がられているのかがわからないことが多いです。

    1−4.他の子供と波長が合わない

    アスペルガー症候群の子供は、成長するにつれて他の子供に興味を持つようになります。

    しかし、同年代の子供との付き合いは苦手に感じる傾向があります。

    例えば、年上の子供にリードされながら遊んだり、年下の子供を指図して遊んだりすることを好むのです。

    それによって、同年代の子供とは上手く人間関係を築くことができないことも多いでしょう。

    1−5.積極的過ぎる

    アスペルガー症候群の子供は、人付き合いにおいて積極的すぎるという傾向があります。

    例えば、皆の前で他の子供に対して「好き」と叫んだり、自分の知りたいことを一方的にたくさん質問してしまったりすることがあるのです。

    アスペルガー症候群の子供は、恥ずかしいという気持ちを感じるのが遅い傾向があります。

    仮に、相手は迷惑しているとしても、それを感じ取ることが苦手なので、自分の関心のあることを一方的に話してしまうことも少なくありません。

    1−6.言葉の裏の意味を汲み取ることが苦手である

    アスペルガー症候群の人は、言葉の裏の意味を汲み取ることが苦手です。

    例えば、家に電話がかかってきて、電話の相手が「お母さんはいますか?」と聞かれたとします。

    子供が「います」と答えて、電話の相手が「お母さんに代わってくれますか?」と言うと、「お母さんはいますが、今はいないです」と答えることがあります。

    この場合は、電話の相手は、最初の「お母さんはいますか?」の質問でお母さんが家にいたら代わってほしいという意味で言ったのです。

    しかし、子供は自分にお母さんは存在するのか、と質問されたと判断しています。

    他にも、慣用表現や皮肉を理解することも苦手です。

    「今日の晩ご飯は鍋です」と言われて、鍋料理ではなく鍋自体がご飯として出されると思ったり、「こんな子はうちの子ではありません」と怒られたときに、戸籍を調べようとしたりすることがあります。

    このようなことが頻繁にあるので、人付き合いが不得意になりやすいです。

    1−7.コレクションをする

    アスペルガー症候群の子供は、色々なものをコレクションする傾向があります。

    電車やカードなど、一般的なものや、コンビニのレシートなど変わったものを集めたりすることが多いです。

    また、アスペルガー症候群の人は、記憶力が優れていることが多い傾向もあります。

    それによって、学校の友人や先生の名前や誕生日などの情報をコレクションするかのように覚えていることも少なくないです。

    1−8.パターン的な行動をして融通が利かない

    アスペルガー症候群の人は、一日の行動を完全にパターン化していることも多いです。

    例えば、毎日同じ時間の電車に、同じ場所のホームから乗るように決めている人もいます。

    学校生活では、突然時間割の変更や授業内容が変わったりすると、不安を感じたり怒ることも珍しくありません。

    規則に厳格な傾向があるので、遅刻した生徒をずっと注意したり、修学旅行では消灯時間をしっかりと守ろうとします。

    それによって、周りの人から顰蹙を買ってしまうこともあるので注意が必要です。

    以上が、アスペルガー症候群の特徴でした。

    しかし、まだ自分の子供がアスペルガー症候群かを疑問に思っている人も多いはずです。

    そこでここからは、アスペルガー症候群によく見られる顔つきを見ていきましょう。

    2.アスペルガー症候群に特徴的な顔つき

    アスペルガー症候群には、外見にも特徴があります。

    ここではアスペルガー症候群の分類方法である、孤立型・受動型・積極奇異型の3つについて確認しておきましょう。

    2−1.「孤立型」に見られる顔つき

    孤立型の人の顔立ちは、目つきが細くキリッとしている特徴があります。

    表情が乏しく、声の抑揚があまりない人が多いです。

    自分の子供に喜怒哀楽が少ないように感じたら、孤立型の可能性があります。

    2−2.「受動型」に見られる顔つき

    受動型の人の顔立ちは、童顔で整った顔つきの美男美女が多い特徴があります。

    また、感情と表情が一致していないことも多くあります。

    自分の子供が、感情とはずれた表情をしているように感じたら、受動型の可能性があります。

    2−3.「積極奇異型」に見られる顔つき

    積極奇異型の人の顔立ちは、童顔で目つきがキリッとしているという特徴があります。

    また、顔立ちが整った美男美女が多いです。

    自分の子供が、年をとっても童顔のままで、キリッとした目つきをしていると感じる場合は、積極奇異型の可能性があります。

    以上が、アスペルガー症候群によく見られる顔つきでした。

    「自分の子供に心当たりがある」という人もいると思います。

    このようなアスペルガー症候群にはどのような原因があるのかについて、見ていきましょう。

    3.アスペルガー症候群には原因がある?

    アスペルガー症候群の原因や発症メカニズムはまだ解明されていません。

    しかし、自閉症に似た症状が見られることから、自閉症と同じように遺伝的、生物的、免疫学的、胎内での環境などの要因が作用した結果、アスペルガー症候群を発症するのではないかと言われています。

    そこでここからは、アスペルガー症候群の要因についてご紹介します。

    3−1.遺伝的な要因

    アスペルガー症候群の原因として、遺伝的な要素が大きいと考えられています。

    アスペルガー症候群の人は、周りの人よりも特定の分野の能力が秀でていることがあり、それによって社会的に活躍している人も多いです。

    また、胎児の段階での胎内環境も関係しているとも考えられています。

    しかし、アスペルガー症候群の特徴に見られる胎内環境に当てはまるからといって、必ず発症するというわけではありません。

    3−2.成長時の心理的な要因

    アスペルガー症候群は、出生後、大人になるまでの環境によって発症することもあります。

    例えば、人とのコミュニケーションをあまり取らずに大人になると、人に共感することが苦手になるなど、アスペルガー症候群の症状が現れることもあるのです。

    子供の頃にコミュニケーションが不足した環境で育ったり、親が愛情表現をすることが苦手だったりすると人に共感できない、社会性が育たない、などの要因になることもあります。

    3−3.原因として考えられている説

    胎児期に男性ホルモンを浴びすぎると、アスペルガー症候群などの自閉症傾向になりやすいです。

    母親が男性ホルモンを分泌する際には、農薬やダイオキシンなどの環境ホルモンが影響している可能性があるとされています。

    また、母親が妊娠中にヘルペスや風疹に感染すると、胎児がアスペルガー症候群になるリスクが高まるので注意が必要です。

    他にも、母親がアレルギーや膠原病、喘息などの症状がある場合にも、その子供がアスペルガー症候群になる可能性が出てきます。

    これは、胎児のときに免疫系のコントロールが乱れて、本来守られるべき細胞まで攻撃してしまうことが原因ではないかと言われています。

    したがって、妊娠中には以上のことに気をつけながら生活をするのが良いです。

    以上が、アスペルガー症候群の原因についてでした。

    原因がわかったところでここからは、アスペルガー症候群の治療法を見ていきます。

    4.アスペルガー症候群の2つの治療法

    アスペルガー症候群そのものの治療法は、現在はまだ存在しません。

    これは、アスペルガー症候群の原因とされている脳機能の障害を改善する治療技術が確立されていないからです。

    そのため、アスペルガー症候群の治療は、環境調整やカウンセリング、心身的症状や二次障害に対する薬物療法が主な治療法となっています。

    環境調整とカウンセリングや、薬物療法について詳しく見ていきましょう。

    4−1.環境調整とカウンセリング

    アスペルガー症候群の本人が生活しやすいように工夫をする環境調整をすることが、基本的な対処法となっています。

    このとき周囲の人の理解や支援があるような環境を作り、本人自ら社会的なスキルを学ぶ姿勢が大切です。

    生活や仕事に関する相談は、心理療法士のカウンセリングを受けることも有効でしょう。

    日常生活の中の改善するべきところを解決するためのアドバイスを受けて、トラブルや誤解をなるべく減らして生きにくさを解消していきます。

    この治療法によって、徐々に社会性が高まっていくはずです。

    4−2.心身的症状や二次障害に対する薬物療法

    アスペルガー症候群の人に二次障害がある場合は、環境調整に加えて薬物療法も一緒に行われることがあります。

    二次障害の症状を改善してから環境調整などを行うことにより、より過ごしやすい環境を作ることができるのです。

    薬物療法は、二次障害の治療のための対処法なので、一生続くものではありません。

    したがって、二次障害の症状の改善が見られたら、投薬を減らしたり中止したりします。

    二次障害があるなら、しっかりと改善に向けて病院に通わせてあげてください。

    それでは最後に、アスペルガー症候群の特徴を持つ子供への対処方法を確認しておきましょう。

    5.アスペルガー症候群の特徴を持つ子供への対処方法

    アスペルガー症候群の子供には、まず特徴を理解して、子供への褒め方や伝え方を工夫することが大切です。

    それぞれのポイントについて確認しておきましょう。

    5−1.特徴を理解する

    アスペルガー症候群の子供と関わるときに、まず特徴を理解することが大切と言えます。

    アスペルガー症候群の人は、周りの人から理解されなかったり、誤解されたりすることが多く、そのため生きづらさを感じることも多いです。

    そのため、不登校などの二次障害を引き起こさないためにも、周りの人たちはアスペルガー症候群について理解してあげましょう

    5−2.褒め方と伝え方を工夫する

    アスペルガー症候群の子供に対する褒め方や伝え方は、以下のように工夫するべきです。

    • 指示をするときはたくさん伝えずに一つずつ伝える
    • 指示は具体的に伝える
    • 言葉だけで伝えるのではなくイラストや写真なども使って伝える
    • 否定的な言葉を使わない
    • 前もって予定を伝える
    • 良いことをしたら思いっきりたくさん褒める
    • 結果が悪くても過程を褒める

    伝えたいことがあるときは、一度にたくさんの指示をしないようにして、なるべく具体的に話すことが大切です。

    また、良いことをしたときは必ず褒めるようにしましょう。

    以上が、アスペルガー症候群の子供と接するときに意識しておくべきことでした。

    しっかりと意識して、子供が過ごしやすい環境を作ってあげましょう。

    まとめ

    アスペルガー症候群の子供は、共通する特徴があります。

    親を始めとした周りの人たちがアスペルガー症候群の特徴を理解して、その子を理解することが大切です。

    子供自身も、周りの人たちに理解してもらっているとわかることで、社会に順応できるようになると期待できるでしょう。

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