「ベビースイミングが気になってるけど、何から準備したらいいの?」とお悩みですね。
ベビースイミングは、0歳児~3歳児を対象としたスイミングであり首が据わった頃からどの子も参加できる比較的身近な習い事のひとつです。
事前にベビースイミングで何が出来るのかを知っておくことで、スムーズに習い事デビューをすることが出来ます。
今回は、ベビースイミングについて効果や事前に知っておくべきことを詳しく解説。
準備することを確認し、ベビースイミングで赤ちゃんとの触れあいを楽しみましょう。
目次
1.ベビースイミングで習い事デビューしよう

ベビースイミングは、早くて生後4か月から就学前後まで子供が習うスイミングのことをいいます。
昔からスイミングは「子供の発育に良い」「身体が丈夫になる」といった効果があると言われているため、大変人気な習い事です。
最近は、テレビなどで「東大生にスイミング経験者が多い」「水泳は早くから習っておくとIQが高くなる」という情報がママたちの耳に入り、人気がますます出てきています。
もし、ベビースイミングを習わせるなら、知っておきたいことがたくさんあるので確認していきましょう。
2.ベビースイミングを始める前に知っておきたい2つのこと

ベビースイミングが気になっていても、分からないことが多いですよね。
ママ友と話していると、「スイミングは早くて保育園からかな」という人もいるでしょう。
初めての子育てで後悔しないようベビースイミングのことを2つ知っておきましょう。
2-1.生後半年から赤ちゃんは潜れる
実は、人間の赤ちゃんは生まれて6ヶ月程度で泳いだり潜ったりという行動が先天的にできるようになっています。
そのため、ほとんどのベビースイミングでは6ヶ月からレッスンを受けることが出来るのです。
潜ったら溺れないか心配なママもいらっしゃると思いますが全く心配はいりません。
「潜水反射」といって赤ちゃんは、水中では無意識に息を止めてからだのなかの酸素量を調整することができるのです。
ベビースイミングというのはこの機能を最大化するためにレッスンにされていると言っても過言ではありません。
早くからベビースイミングに取り組んでいるママの中には、生後4ヶ月の首が据わったくらいからケースもあります。
2-2.大人も参加で育児の喜びも倍増する
子育ては毎日困難の連続だったりしますよね。ただベビースイミングを通して安らぎや育児の楽しさは倍増します。
赤ちゃんは、元々ママの羊水の中でぷかぷかと浮いていましたよね。
赤ちゃんにとって、水に浸かっている時間が安らぎの時間になります。
ママにとっても水中でからだが軽くなった感じがしますしほどよい疲れが癒しをくれるでしょう。
また、赤ちゃんの気持ち良さそうな顔が見れるだけで充実感でいっぱいになるはずです。
3.ベビースイミングで得られる3つのメリット

スイミングを習うことのメリットはたくさんあることを聞いたことがあるママは多いですよね。
ベビースイミングには普段聞かないようなメリットがたくさんあります。
その中でも特に伝えたいものを3つご紹介しますので良いなと思ったらぜひ検討してみてください。
メリット1.水への恐怖心を早くから払拭できる
ベビースイミングによって水に慣れることで水への恐怖心がなくなります。
育児で、水になれさせるというのは子供が大きくなればなるほど大変です。
小さい頃に保育園のプールの時間に大泣きしているお友だちがいたことを覚えていないでしょうか。
洗面器にすら顔をつけるのが怖いというお子さんは、年齢が大きくなるほど怖がって克服が遅くなってしまうのです。
しかし、赤ちゃんの頃からベビースイミングに通うことで、水への恐怖心が払拭することが出来ます。
大きくなったときに、シャンプーや洗顔などで怖がらないため、とても役立ちますよ。
メリット2.ほどよい疲れで生活リズムが整う
乳児期の育児で一番ママを困らせるのは赤ちゃんがなかなか寝てくれないということですよね。
夜泣きはもちろんのこと昼寝もママにとっては束の間の安息タイム。
ベビースイミングでは赤ちゃんも一緒に水による圧力を体に受けます。
そのため、よく疲れて赤ちゃんの睡眠時間をしっかりとってくれるのです。
生活リズムを作って固定され赤ちゃんが寝てくれることでママの負担も軽くなるでしょう。
メリット3.ママのストレスが解消できる
ベビースイミングに一緒に通うことで、ママのストレスも解消されます。
ママも育児で疲れているとはいえ運動不足になっていることが多いはず。
ベビースイミングではママも一緒に運動をすることで清々しい気持ちになれリフレッシュできるのです。
また、一緒に参加してるとお子さんの嬉しそうな顔や成長を間近で感じられるというのはやっぱり嬉しいですよね。
そうした赤ちゃんの姿を見ることで「もっと育児がんばろう!」という気持ちにもなれます。
4.ベビースイミングのときの3つの注意点

ベビースイミングのメリットを見て習わせたいなって思ってきたのではないかと思いますが、注意点もあります。
注意点と言っても特別難しいことではありません。
3つの注意点を確認し、よりベビースイミングを楽しみましょう。
注意点1.プールから上がったらしっかりシャワーで洗おう
プールから上がったときは念入りにシャワーをあびて水中でついた汚れや細菌をしっかり落としましょう。
皮膚が弱いお子さんの場合シャワーで落とすのが弱いと塩素でかぶれることがあります。
また、プールの水は塩素で消毒されているとはいえ、感染症にかかってしまう場合があるのです。
しっかりとプールから上がったら、シャワーできれいになりましょう。
注意点2.水につかるのは1時間までにしよう
短い時間とはいえ赤ちゃんにとっては水圧を受けて運動をすることは負担でもあります。
レッスンの後、自由時間で泳ぎ放題というプールがあったりしますが慣れるまではセーブしましょう。
疲労がたまると抵抗力が弱くなってプール熱になってしまうこともあるので様子を見ながら時間を延ばすことがおすすめです。
注意点3.体調悪いときは無理せずお休みしよう
お子さんが鼻水を出していたり、軽くても咳をしているときはお休みさせてください。
ちょっとぐらいならいいかなと思っていかせたら悪化したり他のお子さんに移してしまいます。
振り替えしてもらえず月謝がもったいない気がするかも知れませんが健康には変えられません。
ママが体調不良の場合もお母さんが倒れたら元も子もないので、なるべく無理はせず体調が悪いときは先生に相談し休ませて貰いましょう。
注意点4.生理中のママはお休みの連絡しましょう
生理になってしまったら、ベビースイミングは休みましょう。
もちろん、タンポンで対処することはできますが心配しながらレッスンを受けるのはストレスですよね。
せっかくレッスンを受けるのであれば心置きなく受けるに越したことはありません。
言いにくいかもしれませんがベビーレッスンの先生は女性のことが多いので遠慮せずにお休みさせて貰いましょう。
5.ベビースイミングで年齢ごとにできること

ベビースイミングの効果や注意点をお話ししてきましたがベビースイミングは年齢ごとにレッスン内容が変わってきます。
一番変化の多い時期ということもありますので適切なレッスンでお子さんの可能性を広げていきましょう。
5-1.0歳はシャワーや水中だっこで水に慣れよう
1歳未満の赤ちゃんはまずシャワーを軽く当てたり、ママに抱っこされながらプールの中で過ごしましょう。
よくあるのはママが赤ちゃんを抱っこした状態で、腕を長く伸ばしたり、引き寄せたりします。 水の抵抗力を使ってゆっくり揺らしていくイメージですね。
他にも、ママが赤ちゃんの足や手を取り浅い場所でバタバタさせるなど「水って楽しいな」と思える内容がレッスンのベースとなっています。
3ヶ月もすればお子さんは水が好きになっているでしょう。
5-2.1歳~1.5歳は潜ったり浮き具をつけて動いてみよう
1歳を過ぎた頃から立てる子や歩ける子も多くなってくると、ママがお子さんを持って動かすのがメインのレッスンからだんだんママはサポート役に変わっていきます。
例えば水の中で1人で立つ、ハイハイする、軽くジャンプしたりなど、少しずつ出来ることが増えてくるのです。
浮き具をつけて浮かびながら自分自身で方向変換をしたりする子も現れます。
ママや先生は、お子さんの側で励ましてあげたり誉めてあげたりすることが中心です。
発育によって習得のスピードには個人差があるので周りのお子さんと比べず成長を見てあげましょう。
5-3.1.5歳になったらバタ足を覚えて本格的にレッスン
この頃から、ばた足を覚えて自分で浮かんで息継ぎをできる子も出てきます。
クロールを覚え始める子も出てくるほどです。
お子さんがスイミングが好きということであればベビースイミングから本格的なコースに移動することも考えていきましょう。
6.ベビースイミングを始めるために準備すること

ここまで読んで「ベビースイミングを始めたい!」という気持ちになった方は、さっそく準備を始めましょう。
4つの準備をすることで、スムーズにベビースイミングを始めることが出来ます。
ひとつずつ確認していきましょう。
準備1.レッスンは1回30分程度!家から通える範囲で教室を探そう
ベビーレッスンの時間はどこの教室もだいたい30分~60分の間なので、家からなるべく近い教室を探しましょう。
レッスン自体は短くても着替えや準備、移動の時間などは意外とかかってしまうものです。
そのため、なるべく生活圏にある教室を選ぶことが大切になります。
準備2.毎月かかる費用は5000円~10,000円
ベビースイミングにかかる月額費用に関しては安くて5,000円、高くて10,000円くらいになります。
こちらは教室によって全く違うので比較することが必要ですが、レッスン内容にはあまり差がありません。
時間帯やレッスン時間の長さが主な違いなので、ライフスタイルに合う教室を選ぶと良いでしょう。
準備3.体験レッスンがあるか確認しよう
教室によっては入会前に体験レッスンをしていますのでぜひ参加してみて下さい。
距離や料金があまり変わらないというときは選ぶのに困ってしまうと思います。
また、距離が近い・料金が安いというだけで理由で教室を決めたものの、通ってみると自分に合わないということも出てくるでしょう。
せっかく通ったのに途中でやめてしまうのはもったいないですよね。
どのようなレッスンが受けられるのか、どのような先生なのか等がチェックできるよう、教室を探すときは体験や見学が可能かも問い合わせてみましょう。
準備4.水遊び用おむつを用意しておこう
実はママたちの一番の心配が、レッスン中の赤ちゃんのおしっこなどの排泄の問題です。
まだ小さいうちは赤ちゃんの水遊び用おむつを準備しておけば問題ありません。
中には水遊び用のおむつをくれる教室もあるので、一度問い合わせてみましょう。
まとめ
ベビースイミングは生後6ヶ月から始めることが出来ます。
ベビースイミングには赤ちゃんにもママにも嬉しいメリットがたくさんあります。
注意すべき点をしっかりと抑え、まずは赤ちゃんと体験レッスンに行ってみましょう。
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