「子供に時計の読み方を教えたいけれど、どうやって教えたら良いのかわからない。。」とお悩みではないでしょうか?
小学生になると子供は時計の読み方を教わりますが、デジタル時計の普及もあってアナログ時計の読み方に苦労する子供は多いです。
子供が苦手意識を持ってしまう前に、家庭内で楽しく時計の読み方に慣れさせたいですよね。
この記事では、時計の読み方を分かりやすく教えるコツを解説しながら、読み方を分かりやすく教えるアイテムを紹介します。
コツを知って、さまざまなアイテムを活用することによって、家庭内で楽しく時計の読み方を教えていきましょう!
目次
1. 時計の読み方が分かるようになるのは何歳ごろから?

子供が時計の読み方を教わるのは、小学校1年生〜2年生のころです。
しかしながら、子供が時間の概念を理解できるようになるのは4歳ごろであると言われています。
そのため、子供はこの時期になると、時計を見て親に質問をしてきたりすることがあるかもしれません。
子供にこのような感覚が備わってきたら、時計の読み方の教えどきであると言えるでしょう。
ここからは、時計の読み方を分かりやすく教えるためのコツを紹介します。
コツをしっかりと押さえて、まずは子供に時計に興味を持ってもらうことを目指しましょう。
2. 時計の読み方・分かりやすい教え方のコツ

子供に時計の読み方を教えたいとき、時計を用意して教えるのが1番手軽な方法と言えます。
時計の読み方を教えたい場合には、アナログ時計を用意するようにしてください。
アナログ時計は、すべての数字がしっかりと見やすく書かれていて、長身と単身の区別がはっきりしている物を選ぶと読み方の練習に効果的です。
時計が用意できたら、いよいよ子供に時計の読み方を教えていきましょう。
時計の読み方を教えるときは、以下の流れで教えていきます。
- まずは針の種類に注目する
- 短針に注目してちょうどの時間を教える
- 長い針の「半」を教える
- 「分」を教える
それでは、それぞれの教え方について順番に確認していきましょう。
2ー1. まずは針の種類に注目する

時計に興味を持ったら、まずは子供に長針と短針と秒針があることに気づかせましょう。
このとき、初めは「長い針」や「短い針」、そして「忙しく動く針」といったように、針の特徴をつかんだ名前を使って教えてあげると、子供は理解しやすいです。
余裕があれば、それぞれの針の役割も簡単に教えてあげると良いでしょう。
たとえば、「長い針は◯時・短い針は分・忙しく動く針は秒を、教えてくれるんだよ」というように教えてあげるようにします。
2ー2. 短針に注目してちょうどの時間を教える

子供が短い針に注目できたら「ちょうど」の時間を教えていきます。
例えば、「長い針が12のときは、ちょうど◯時だよ」と教えておいて、「短い針が3になったら3時で、おやつにするから教えてね」と声をかけておくのです。
このようにして、子供に時計を見る習慣をつけさせましょう。
2ー3. 長い針の「半」を教える

続いて、子供に長い針の30分について教えていきます。
たとえば、長い針が下を向いて「6」を指した時には30分を意味し、60分の半分であることを教えていくのです。
これを応用することで、「3」を指したときは「15分」であることや、「9」を指したときは「45分」であることも教えられます。
小学校入学前は、まだ形だけで時間を覚えているだけかもしれませんが、それで十分だと言えるでしょう。
2ー4. 「分」を教える

最後に、長針がどこを刺していたら「何分」かを子供に教えていきます。
子供に時間に興味を持ってもらうためには、「決まった時刻の出来事」をきっかけにすると効果的だと言えるでしょう。
たとえば、子供に「何時にあのテレビ番組が始まる」や「何時になったら出かける」といった声かけを行います。
そうすることで、子供は自然と時計や時間に興味を持つようになっていくのです。
以上、アナログ時計を使った読み方の教え方でしたが、子供が読み方を学べるアイテムは他にもあります。
ここからは、子供に時計の読み方を分かりやすく教える4つのアイテムについて見ていきましょう。
3. 時計の読み方を分かりやすく教える4つのアイテム

子供に時計の読み方を分かりやすく教えるアイテムは以下の4つです。
- スタディクロック
- 練習プリント
- アプリ
- 絵本
4つのアイテムの特徴を知って、子供の成長段階に合わせて取り入れてください。
それでは、それぞれ順番に確認していきましょう。
3−1. スタディクロック

まず初めに、スタディクロックを活用して子供に読み方を教える方法です。
スタディクロックとは、1から60までの「分」が書いてある時計のことを指します。
また、長針と短針が色分けされているのが特徴です。
そのため、時計の読み方を覚えたての子供でも簡単に時刻が読めるようになっているのがメリットであると言えます。
さらに、針を自由に動かせる作りになっているため、子供に興味を持ってもらいやすいでしょう。
アナログ時計では子供が読み方を理解しづらい場合には、以下のようなスタディクロックを用意してみてください。

(引用:Amazon公式ウェブサイト)
商品名 | スタディめざまし |
URL | Amazon / 楽天 |
本体サイズ | 縦11.8×横12.0×奥行8.5cm |
価格 | 2,940円(税込) |
3−2. 練習プリント

次に、時計の読み方を練習できるプリントを活用する方法です。
学習サイト『学習プリント.comのページ』から練習プリントを無料ダウンロードして使用することができます。
練習プリントのメリットは、様々な時間の問題パターンを繰り返し勉強できることです。
そうすることで、子供が効率的に時間の読み方をマスターすることができます。
また、無料でダウンロードできるため、費用がかからない点もメリットと言えるでしょう。
3−3. アプリ

次に、時計の読み方を練習できるアプリを活用する方法です。
アプリは『Applivのページ』から無料ダウンロードすることができます。
練習プリントと同じく、様々な時間の問題パターンを繰り返し勉強できることがメリットです。
またデザインが可愛らしく、おもちゃで遊んでいるような感覚で勉強することができます。
親が子供と一緒に練習できる場合には、アプリを活用して読み方を教える方法を選ぶと良いでしょう。
3−4. 絵本

最後に、時計の読み方を練習できる絵本を活用する方法です。
絵本を活用することで、早ければ子供が2歳後半という時期から時計の読み方の練習を始められます。
また絵本は、子供に読み聞かせながら練習ができるという点にメリットがあると言えるでしょう。
したがって、時計に苦手意識を持って欲しくない場合には、時計の読み方の入り口に絵本を選ぶと良いかもしれません。
たとえば、時計の練習ができる絵本には、以下のようなものがあります。

(引用:Amazon公式ウェブサイト)
商品名 | とけいのほん1(幼児絵本シリーズ) |
URL | Amazon / 楽天 |
本体サイズ | 縦20.8 x 横19.3 x 奥行0.8 cm |
価格 | 972円(税込) |
以上、時計の読み方を分かりやすく教えるアイテムの紹介でした。
しかし、上記のようなアイテムを用いても、上手に時計を読むことができない場合があるのです。
ここからは、子供に時計の読み方を教える親の姿勢について、解説していきます。
4. 時計の読み方は焦らずに教えよう

アナログ時計の読み方は、小学校1年生〜2年生でしっかり習います。
したがって、それまでは時計が読めなくても心配ありません。
未就学児のうちに教える場合には、「早く読めるようにしたい」と焦ることなく、「読めるようになったら運が良い」程度の気持ちで読み方を教えてあげましょう。
様々なアイテムを活用することで、楽しく学ぶことも大切です。
まとめ
近年、デジタル時計が増えていることもあり、アナログ時計の読み方を覚えるのに苦労する子が多いと言われています。
したがって、小学生になる前の子供や、すでに苦手意識を持ってしまっている子供には、家庭内で楽しく時計の読み方に慣れさせていくと良いでしょう。
また、スタディクロックや練習プリントなどのアイテムを活用することで、より効率的に時計の読み方を学ぶことができます。
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