グランゼコールって?フランスのエリート校は日本人も入学できる!

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    グランゼコールについてお調べですね。

    グランゼコールとは、フランス独自の教育機関で、社会的に地位のあるエリート達が卒業している学校です。

    しかし、日本ではあまり馴染みがなく、情報が少ないという現状があります。

    そのため、グランゼコールに留学しようと思っても、正しい情報が分からず、学校選びや手続きなどに手こずってしまうかもしれません。

    そこで、この記事ではグランゼコールの特徴や入学方法、学費のことなど、気になる詳細について解説します。

    グランゼコールについて理解を深め、留学を検討するきっかけ作りにしましょう。

    1. グランゼコールって?

    グランゼコールはフランスの高等教育機関です。

    高校卒業後に2年間の準備期間を経て、3年間グランゼコールで学ぶスタイルが一般的となっています。

    グランゼコールの特徴は、あらゆる分野を学べる大学とは違い、専門分野に特化し、ハイレベルで実践的な授業を行うことです。

    入学試験は非常に難しいため、ほとんどの学生が13歳ころから入学のためにひたすら勉強を続け、入学に備えます。

    そうやって努力が実り、グランゼコールに入学できた学生は、地位のある職に就けることが約束されているのです。

    グランゼコールについて、もっと詳しく理解を深めていきましょう。

    1-1.フランスのエリートを多数排出!

    19世紀、グランゼコールは各分野のトップに立つ人間を育てることを目的に設立されました。

    卒業生には政治家や大企業の経営者が多く、フランスでエリートと呼ばれる人物は、たいていグランゼコールの卒業生です。

    そのためグランゼコールはブランド力があり、万人の憧れる学校となっています。

    倍率は発表されていませんが、大学よりも圧倒的に難しいと言われる教育機関です。

    そんな難関校であるため、普通の人間が入りたいと思って入れるような学校ではありません。

    難関試験に突破し入学した後も、週40時間近くある授業や、毎週行われるテストに口頭試験など、とにかく勉強漬けの日々を送ることになります。

    長期にわたる絶え間ない努力をし、ある程度の財力や勉強に集中できる恵まれた環境で育ったものが、グランゼコールへの入学・卒業に有利になると思って良いでしょう。

    1-2.専門分野に分かれている

    グランゼコールは学校によって、分野が細かく分けられています。

    工学系・商業系・政治系・経営系などです。

    学校によっては、農業や獣医学に特化した学校もあります。

    グランゼコールの中でも200校以上と数が多い工学系では、修士レベルの高度な技術が身に付くエンジニア資格まで取れるのです。

    エンジニア資格とは国家資格で、就職や博士課程に進学するときにも有利になります。

    それぞれ分野は違いますが、少数精鋭でレベルの高い授業を行う点は、どのグランゼコールでも共通しています。

    1-3.外国人留学生の受け入れも

    グランゼコールは、外国人留学生の受け入れも積極的に行っています。

    もちろん、日本人も受け入れ可能です。

    実際に、様々な分野のグランゼコールで日本人学生が学んでいます。

    日本人も含め、外国の学生が入学するには、試験を受けて入学する方法や、外国人留学生枠として特別試験を受けて入学する方法など様々です。

    選ぶ学校によっては、留学生用の試験が比較的やさしいレベルのものもあり、エリート校だからといって、絶対に入学できないとも限りません。

    世界的にも評価の高いグランゼコールですから、留学することで得られるメリットは大きいでしょう。

    2. グランゼコールへ留学するメリット

    何故こんなにもグランゼコールが人気なのか気になりますよね。

    その理由は以下の3つのメリットに隠されています。

    1. ハイレベルな教育機関で学べる
    2. 実践的な授業で力が身に付く
    3. 意識の高い仲間に出会える

    それぞれのメリットを詳しく確認しましょう。

    メリット1.ハイレベルな教育機関で学べる

    グランゼコールに留学する1番のメリットは、ハイレベルな授業が受けられることです。

    少人数制で、なおかつ教授も生徒もレベルの高い人のみが集まっています。

    全てのレベルが高いといえる環境に身を置くことで、自分自身の能力が高まることを実感できるでしょう。

    授業はフランス語で行われます。

    専門分野についてフランス語で討論・議論しなければならないときもあり、苦労する場面も多くなるでしょう。

    しかし、普通の大学に通っているだけでは経験できない感覚を体験できるはずです。

    メリット2.実践的な授業で力が身に付く

    グランゼコールの授業を受けると、実践的な授業で力が身に付きます。

    教える教授もその分野で長く経験を積んだ人が多く、具体的な事例を出して説明してくれます。

    マーケティングなど、将来役立つ専門知識が勉強できる点もメリットの一つでしょう。

    また、世界の有名大企業のキャリアフォーラムに参加できるなど、日本の大学生活だけでは経験できないチャンスも訪れます。

    様々な分野を幅広く学ぶ大学とは正反対のスタイルで、グランゼコールは専門学校のようなものと言えます。

    現時点で学びたい分野がはっきりと分かっている人には、特定の分野の深い知識を得ることができるといったメリットがあるのです。

    メリット3.意識の高い仲間に出会える

    グランゼコールの生徒たちは、勉強に対しても将来に対しても意識が高く、良い刺激がもらえます。

    厳しい選抜試験をくぐり抜けてきたため仲間意識も強く、困ったときは支え合いながら学び、さらに成長していくのです。

    興味のある同じ研究や議論を日々行うため、結束力が高まるのも当然といえるでしょう。

    また、「自分たちはグランゼコールの生徒だ」といった誇りを持っています。

    学校の外に出ても、その誇りを大切にしながら行動できる学生が多いのです。

    3.グランゼコールへ留学するデメリット

    グランゼコールへ留学するメリットが分かったところで、デメリットも確認しておきましょう。

    デメリットも知っておくことで、事前に対策することも出来ます。

    グランゼコールへ留学するときに考えられるデメリットは以下の2つです。

    1. 分野によっては学費が高くなる
    2. 日本ではあまり知られていない

    2つのデメリットについて、詳しく確認していきましょう。

    デメリット1.分野によっては学費が高くなる

    グランゼコールの中で特に学費が高額なのが、私立の商業系グランゼコールです。

    年間13000ユーロ(約150万円)の登録料がかかる学校もあり、この金額の高さで嫌になってしまうかもしれません。

    グランゼコールの学費は、分野の違いや公立・私立で大きく変わる特徴があります。

    なるべく早い時期から留学資金を溜めていくなどして、対策することが大事です。

    デメリット2.日本ではあまり知られていない

    グランゼコールは世界的には名誉のある学校ですが、日本ではあまり聞くことがありません。

    そもそもグランゼコールについて知っている日本人は少ないでしょう。

    グランゼコールはフランス独自の教育機関なので、日本人が知らなくて当然です。

    そのため、将来は一般的な日本企業に就職したいと思っているのであれば、グランゼコールに留学する必要はありません。

    しかし、外資系企業への就職や世界的に活躍したいと考えている場合は、このグランゼコールへの留学が有利に働くと期待できます。

    4.グランゼコールへ留学する時に知っておきたいこと

    グランゼコールへ留学するメリットとデメリットが分かったところで、入学方法や学費などの詳細についても知りたくなりますよね。

    グランゼコールの入学方法や学費は、各学校によって違います。

    ここでは、普通に入学する場合と留学生として入学する場合の2パターンの入学方法や入学試験、学費をご紹介します。

    グランゼコールへの留学の具体的なイメージを掴んでいきましょう。

    4-1.入学方法は?

    日本人がグランゼコールに入学する方法は、3種類あります。 

    1. 通常の試験を受けて入学
    2. 海外留学生のための試験を受けて入学
    3. ダブルディグリープログラム生として入学

    この3つの入学方法が基本ですが、各学校によって入学条件が変わるため希望する学校の入学方法を確認しましょう。

    また、入学方法によっては履修できない授業が出てくる場合もあるので注意しなければなりません。

    フランスの学生は、高校卒業時に「バカロレア」と呼ばれる国家試験を受けます。

    バカロレアに合格した学生は、希望の大学に進学するのが一般的です。

    しかし、グランゼコールへ入学を希望している場合は違います。

    グランゼコールに入学するためには以下の3つの手順を踏まないといけません。

    1. バカロレアで高得点を取る
    2. グランゼコールへ入学するための準備学校で2年間学ぶ
    3. その後の選抜試験で合格する

    これらの手順を踏んで、やっとグランゼコールに入学できます。

    ダブルディグリープログラムとは?

    日本人がグランゼコールに入学する比較的簡単な方法として、グランゼコールと提携している大学に入学し、ダブルディグリープログラム生として入学する方法 があります。

    ダブルディグリープログラム生として入学する手順は以下の3つです。

    1. 書類審査
    2. 日本の教授との面談
    3. フランスの教授との面談

    また、試験のために3ヶ月以上の滞在する場合は、オンライン応募申請手続きをしましょう。

    この手続きを行うことで、一度に複数の学校に応募することが可能です。

    4-2.入学試験内容は?

    グランゼコールの試験内容は各学校独自の制度が設けられていますが、よく知られているものが2次試験制の選抜方法です。

    1次試験は論述試験、2次試験は口頭試験となります。

    口頭試験は出された問いに対する答えを数分で解答、さらに、その答えについて教授の前でひたすらプレゼンテーションするというものです。

    ただし、これは一般的な入学試験の内容。

    海外留学生として短期間の留学を希望する場合は、入学希望の学校の担当者とスカイプで面談したり、フランス語検定の合格書を提示したりと、事務的な手続きが多くなります。

    4-3.留学にかかる費用はどれくらい?

    グランゼコールの学校へ留学する場合、学校によって費用がかなり変わってきます。

    グランゼコールには公立と私立がありますが、技術系グランゼコールは公立が多く、商業系グランゼコールの学校は公立と私立が半々といった感じです。

    公立の工学系グランゼコールの学費は、国家により610ユーロ(7~8万円)と定められています。

    グランゼコールの登録料

    以下は学費の一例になります。

    1. 公立グランゼコール…年間0~1000ユーロ(約0~13万円)
    2. 私立グランゼコール…年間7000~8500ユーロ(約85万円~110万円)

    公立と私立の学費が大きく開いていることが分かりますね。

    また、学費が高額である私立のグランゼコールの一例もご紹介します。

    1. 私立の商業系グランゼコール…2年間 約37800ユーロ(約500万円)
    2. 政治系グランゼコール…年間 約14100ユーロ(約180万円)
    3. 理工系グランゼコール…年間 約12000ユーロ(約150万円)

    私立の中でも学費が安い部類に入る理工系でも年間約150万円と、けっして安い金額ではありません。

    なるべく学費を抑えたいのであれば、公立を選ぶか、私立で奨学金を受けましょう。

    ただ、フランスは物価が高く、生活費がかかります。

    家賃や光熱費なども含めて毎月1000ユーロ(約13万円)以上はかかると見ておいた方が良いでしょう。

    パリから離れた地方のグランゼコールに入学し、少しでも生活費を安く済ませるという方法もあります。

    参考として、(留学年数×年間の学費)+生活費+渡航費を足した金額が留学にかかる費用と見ておけば良いでしょう。

    まとめ

    グランゼコールとは、フランスのエリートが集まる学校です。

    当然、日本人も留学することができます。

    入学前も入学後も、とにかく勉強漬けの日々を送ることになりそうですが、優秀な学生に交じって学べることは一生ものの経験になるはずです。

    「グローバルに活躍したい!」「ハイレベルな環境で自分磨きがしたい!」という方は、グランゼコールへ入学しエリートの道を掴み取りましょう。

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