「小さな子供へのひらがなの教え方がわからない!」と、悩むお母さんたちは多いと思います。
周囲の子供がひらがなを読めるようになってくると、「自分の子供はまだだ……」なんて、焦ってしまうことも多いはずです。
しかし、いざ我が子に教えようとすると、良い方法がわからない人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ひらがなの教え方や、いつから教えればいいのか、ダメな教え方などについて解説していきます。
子供へのひらがなの教え方についての知識を深め、子供にのびのびとひらがなを覚えてもらいましょう!
目次
1.ひらがなの教え方のポイント5つを確認しよう
ひらがなを教える上でのポイントは5つあります。
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5つのポイントをおさえておけば、良い教え方ができやすく、子供にひらがなを覚えてもらいやすいです。
それでは、順番に1つずつ詳しく解説していきます。
ポイント1.読み方から教えていく

ひらがなを教える時は、先に読み方を教えていきましょう。
書きと読みを同時に教えてしまうと、子供にとって負担になりやすいとされています。
読むことができないと、書くことを覚えるのは難しいです。
したがって、最初は、文字の形と音を一致させるところから教えていきましょう。
また、親が文字をなぞって読んであげれば、「これは文字だ」と子供が認識していきます。
すると自然と文字に関心を示すようになり、周囲のひらがなに目がいくので、ますますひらがなを読めるようになっていきます。
一通り読むことができるようになったときに、書く練習をしていくと良いですね。
ポイント2.好きな文字を書かせて楽しさを知ってもらう

書く練習に入るときは、まずは好きな文字を書かせることで、書く楽しさを知ってもらいましょう。
「あいうえお」などの順番に教えるだけでは、子供はひらがなを書くことがつまらないと思ってしまいます。
好きな食べ物やキャラクター、自分の名前などの書き方を教えることで、「もっと覚えたい!」と、興味を持ってもらえます。
最初のうちは、大人には読めないようなぐちゃぐちゃの文字になっても十分です。
書くことの楽しさを知ってもらえば、自然と読める文字になっていきます。
ポイント3.お手本を見せてあげる

書き方を教えるときは、親がお手本を見せながら教えていくのが良いです。
書くのは「動作」を伴うため、「先に線を一本書いて…」などと、言葉で説明しても子供には伝わりません。
また、子供は正しい書き順での書き方より、自分なりの書きやすい方法で書こうとしてしまいます。
一度間違えて覚えると直すのも大変なので、親がお手本を見せることで、正しい書き順の動作ごと覚えてもらうのです。
大きくわかりやすく書くことで、子供にも伝わりやすくなるので、一文字一文字、ゆっくり見せてあげましょう。
ポイント4.たくさん褒めてあげる

ひらがなを教えている時はたくさん褒めてあげましょう!
子供は褒められることが大好きなので、褒められるためにもっと頑張ろうと意欲が湧くはずです。
ひらがなは、子供が初めて触れる勉強です。
そこで褒めてあげないと、勉強へのやる気がこれからもなくなってしまうかもしれません。
たくさん褒めて、勉強への意欲を伸ばしていきましょう。
ポイント5.面白い教材も使う

子供がひらがなの勉強に興味を持つように、面白い教材を使うのもポイントです。
たとえば、以下のように遊びながらひらがなの勉強ができる面白い教材があります。

(引用:ひらがなつみ木|エドインター|木のおもちゃ ポプリの森)
積み木で好きな言葉を使って遊ばせてあげることで、ひらがなへの関心を持ってもらえます。
ひらがなを覚えるということがもちろん基本ですが、面白い教材を使って子供に楽しんでもらうことが一番です。
商品名 | ひらがなつみ木 |
URL | https://www.popuri-no-mori.com/smp/item/ed-803677.html |
価格 | 3,996円(税込) |
対象年齢 | 1.5歳〜 |
以上が、子供にひらがなを教える際のポイントでした。
それでは、5つポイントを前提に、子供にはいつからひらがなを教え始めれば良いのでしょうか。
2.ひらがなは子供にいつから教えれば良いの?
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いつから教えれば良いのかは子供によります。
したがって、「○歳からが絶対!」とは一概には言えません。
目安はあるので、どのくらいなのかを確認しておきましょう。
2−1.目安は3歳から始めて6歳で46音を読めること

ひらがなは、3歳から始めて6歳くらいで46音読めるように勉強するのが目安です。
ひらがなの教材の対象年齢は、だいたい3〜6歳になっています。
つまり3歳くらいからひらがなの勉強が開始できるということです。
小学1年生になると、授業でひらがなを教えてくれます。
しかし、読み方を知らない子がいない前提で授業が進むことがほとんどです。
自分だけがひらがなを読めないとなると、そこからつまずき勉強嫌いになるかもしれません。
なので、6歳までに46音を読めるのを目安にひらがなを教えていくといいですね。
2−2.本来は子供が興味をもったとき

本来は、子供が興味を持ったときに教えるのが一番良いとは意識しておくべきです。
興味をもてなければ早く始めたところで、いくらやっても身につきません。
まずは、興味をもつ勉強方法から、教えましょう。
楽しい教え方をして、自然とひらがなに関心を持ってもらえると良いですね。
ただ、教え方にも注意してほしいことがあります。
3.これはNG!やってはいけない教え方
次に、やってはいけないひらがなの教え方について、3つ見ていきましょう。
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やってはいけない教え方で教えてしまうと、子供が勉強嫌いになってしまうかもしれません。
アドバイスも含めて、順番に詳しく紹介します。
3−1.読めないと怒る・イライラする

ひらがなを教えているときに、読めなくて怒ったり、イライラしたりということがないようにしましょう。
たとえば怒ってしまうと、「ひらがなの練習は、怒られる時間だ!」と、子供が認識します。
勉強を嫌がるようになり、ますますあなたもイライラするという悪循環が発生しかねません。
アドバイス
怒らない・イライラしないようにするためには、できないことは当たり前と思うことです。
ひらがなを覚えることより、ひらがなの練習に興味を持ってもらうため、と思えば気持ちも落ち着きます。
3−2.できても当たり前に思って褒めない

子供がひらがなを読めたときに、当たり前に思って褒めないのも良くありません。
ひらがなを読むというのは、大人にとってはできて当たり前のことです。
しかし、始めたばかりの子供には、まったくできないことだと言えます。
「できた!」と子供に言われたとき、「はいはい」という態度では、こどもはつまらないと感じてしまいます。
そうするとひらがなへの興味をなくしてしまうので、注意が必要です。
アドバイス
できた時は、大袈裟なくらい褒めてあげましょう。
10回中1回成功したとして、できなかった9回を怒るのではなく、できた1回を褒めるくらいが良いです。
小さな成功体験を積んであげて、徐々にできる回数を増やしていきましょう。
3−3.無理強いをしてしまう

ひらがなの勉強を無理強いするのもやめておきましょう。
なかなかやる気にならない子供に、無理強いをしてしまうと逆にやる気がなくなってしまいます。
興味のないことを無理強いしても、他の遊びができず不満が溜まるばかりです。
アドバイス
絵本を読む、遊び中にさりげなく勉強させるなど、こどものスイッチを押してあげましょう。
日常生活の中で、自然な形でひらがなに触れる機会を増やすのが良いです。
4.子供のペースに合わせながら楽しく教えよう!
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ひらがなを教えるために大切なのは、子供のペースに合わせて楽しく教えることです。
ひらがなを教えることに厳しくなりすぎると、無理に詰め込み、子供が勉強嫌いになりかねません。
まずは、ひらがなに興味を持ってもらうことが重要です。
焦りすぎず、子供には、子供のペースがあることを理解しておきましょう。
まとめ
子供にひらがなを教えるにはポイントや、やってはいけない方法があります。
さらには子供には子供のペースがあるので、上手くいかずに焦ってしまうこともあるかもしれません。
だけど焦らないで、自分の子供に合わせた方法でひらがなを教えていきましょう!
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