宿題代行は本当に便利!?押さえておきたいデメリットと親ができること!

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    習い事や部活動、受験勉強で忙しい毎日を送る小中学生のお子さんをもつ方も多いと思います。

    このような忙しい子ども向けのサービスとして、近年話題になっているのが「宿題代行」です。

    「興味はあるけれど実際にどんなサービスなのかわからない」と疑問の方も多いですよね。

    そこで今回は、宿題代行のサービス内容や利用する理由、デメリット、宿題代行を利用する前に親ができることまでを紹介します。

    宿題代行について詳しく知り、子どもにとって宿題代行が本当に必要かどうか考えていきましょう。

    1.宿題代行とはどんなサービス?

    昨今、お金を払うことで様々なことを代行してくれるサービスが増えています。

    その中のひとつが、お金を払うことで小学生や中学生の宿題を代わりに行ってくれる宿題代行です。

    まずは、宿題代行に依頼できるものや、費用相場、利用方法を見ていきましょう。

    1-1.宿題代行に依頼できるもの

    宿題代行に依頼できる宿題は、以下のようなものがあります。

    • 算数や漢字のドリル
    • 読書感想文、作文
    • 自由研究
    • 絵、ポスター
    • 工作

    夏休みや冬休みの宿題はもちろん、日常的に利用する人も増えているのです。

    1ー2.宿題代行の費用相場

    続いて、気になる宿題代行の費用について見ていきましょう。

    • 算数や漢字のドリル 1ページ500円~
    • 読書感想文・作文 1文字6円~
    • 自由研究 13,000円~
    • 絵・ポスター 1作品15,000円~
    • 工作 1作品6,000円~

    依頼先によっても変動しますが、このくらいの費用が宿題代行の一般的な価格です。

    また、特急料金として+5,000円ほど支払うと通常よりも早く納品してくれるオプションサービスもあります。

    1-3.宿題代行の利用方法

    宿題代行を利用する場合は、以下のような方法があります。

    • ネットで宿題代行業者を探す
    • メルカリをはじめとしたフリマアプリで探す

    宿題代行を請け負っている業者はインターネットで簡単に探すことができます。

    また、最近は規制が厳しくなり、あまり見かけなくなりましたがフリマアプリで出品されていることも。

    実際に宿題を行なっているのは、アルバイトの学生や一般企業の社会人、現役教師などさまざまです。

    ここまで、宿題代行がどのようなサービスかについて紹介しました。

    宿題代行の利用者は年々増えていますが、どのような理由で利用する人が多いのかを疑問に思う人も多いでしょう。

    そこで、ここからは宿題代行を利用する理由について詳しく見ていきましょう。

    2.宿題代行を利用する理由は?

    宿題代行を利用する理由には、以下のようなものがあります。

    1. 受験勉強の時間を確保できる
    2. 親の負担が減る
    3. 学校での評価もキープできる

    それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

    理由1.受験勉強の時間を確保できる

    宿題代行を利用する理由として、一番多いのが受験勉強の時間を確保するためというものです。

    受験のために塾に通ったり夏休みや冬休みには特別講習に参加したりと、受験前の子どもは忙しい日々を送っています。

    そのため「宿題をやる時間がない」「宿題よりも受験勉強を優先したい」という理由で宿題代行を利用する人が増えているのです。

    理由2.親の負担が減る

    自由研究といった手間のかかる宿題や、子どもの学力によって親が宿題の手助けをしなくてはならない場合があります。

    しかし、共働きの家庭では時間がとれなかったり、負担になっていたりということも珍しくありません。

    こうした負担を減らすために、宿題代行を利用する人も多くいます。

    また、負担が減ることによって親子の時間を多くとれるというメリットもあるでしょう。

    理由3.学校での評価もキープできる

    宿題代行は一定のクオリティが保障されている場合も多く、手間をかけずに学校での評価もキープできます。

    また、提出物を出さなければ内申書に響いてしまうため、その対策として利用している人も多いでしょう。

    「手間をかける時間はないけど評価が落ちたり内申書に響いたりするのは困る」というのが宿題代行を利用する理由のひとつといえます。

    以上、宿題代行を利用する理由を紹介しました。

    宿題代行は便利なサービスである反面、利用前に必ず押さえておかなければならないデメリットがあります。

    そこで、ここからは宿題代行を利用するデメリットについて考えていきましょう。

    3.宿題代行を利用する3つのデメリット

    宿題代行を利用するデメリットには、以下のようなものがあります。

    1. 宿題代行を使ったことがバレる可能性がある
    2. 長期的に見て学力の低下につながる
    3. 間違った価値観が生まれる

    これらのデメリットが、宿題代行を利用するかどうかを決める重要なカギとなります。

    それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。

    デメリット1.宿題代行を使ったことが学校にバレる可能性がある

    宿題代行を利用するデメリットで最初に押さえておきたいのは、宿題代行を利用したことが学校にバレる可能性があることです。

    宿題代行には、子どもの字を真似て書くサービスもありますが、絶対にバレないとは言い切れません。

    「絶対にバレない」という体験談を目にすることもありますが、それは先生が黙認しているだけという可能性も。

    宿題代行には法律的な問題はありませんが、宿題代行を利用していることに気づいた先生の心証は悪くなって当たり前です。

    また、先生を騙しているという罪悪感を子どもが感じることもあるでしょう。

    このようなリスクを冒してまで、宿題代行を利用しなければならないのか検討が必要です。

    デメリット2.長期的に見て学力の低下につながる

    宿題代行を利用することは長期的に見ると学力の低下にもつながるでしょう

    宿題について研究したデューク大学の論文には「宿題の効果は学習習慣をつけさせること」と記されています。

    宿題は短期的な学力向上ではなく、学習習慣という中学・高校の勉強につながる基礎を作っているのです。

    さらに、宿題は「やらなくてはならないことを自分で計画を立て解決していく力」を子どもにつけてくれる機会でもあります。

    このように宿題代行は、長期的な学力の低下や、必要な力を身に着ける機会を子どもから奪ってしまうデメリットがあるのです。

    デメリット3.誤った価値観が生まれる

    宿題代行を使う最大のデメリットは、子どもに誤った価値観を植え付けてしまうこと

    本来、宿題は自分の力でこなすものです。

    しかし、それをお金を払って代行してもらうことにより「困ったことはお金で解決できる」という価値観につながります。

    また、「バレなければ何をやってもいい」という価値観も生まれてしまう危険性があるのです。

    人として正しい価値観を育てるのは、宿題をきちんと提出することよりも大事なのは言うまでもありません。

    このように、宿題代行は子どもの教育にとって悪い影響を与える可能性がかなり高いので気をつけなければならないのです。

    以上、宿題代行を利用するデメリットについて紹介しました。

    しかし、デメリットがあることは理解していても、どうしても宿題代行に頼らなければならない事情がある方もいるはずです。

    そこで、ここからは宿題代行を利用する前に親ができることについて考えていきましょう。

    4.宿題代行を利用する前に親ができること

    「受験勉強で手一杯だ」「仕事で忙しく勉強を見てやれない」など、宿題代行を検討する理由は家庭それぞれです。

    しかし、以下のような宿題代行を利用する前に親ができることもあります。

    1. スケジュールを見直す
    2. 宿題の量について学校に相談する
    3. 子どもに失敗体験をさせる

    これらを試してみれば、宿題代行に頼らずにすむ可能性があります。

    それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

    方法1.スケジュールを見直す

    まず第一に、塾や習い事などのスケジュールを見直してみましょう

    また、宿題代行を利用しなければならないほどの受験勉強は、子どもにとって大きな負担になっているのは間違いありません。

    あれもこれもとなってしまうのは、子どもの将来を大事に思っているからこそ。

    しかし、そのために子どもも親も余裕がなくなってしまっては元も子もありません。

    必要のない習い事を減らしたり、場合によっては志望校のレベルを落とすことも検討してみましょう。

    方法2.宿題の量について学校に相談する

    宿題代行を検討する理由には、学校から出される宿題の量が度を超していたり、おかしな宿題であったりという場合もあるでしょう。

    そういった場合には、宿題代行を利用する前に学校と話し合う必要があります。

    「どうしても終わらせることができない」という旨を担任の先生に相談してみてください。

    担任の先生の理解が得られなければ、学年主任の先生に相談するのも効果的です。

    また、同じように感じているクラスメイトがいないか話を聞いてみるのも良いでしょう。

    宿題が終わらないからと安易に宿題代行を利用するのではなく、問題を根本から解決させることが大切です。

    方法3.子どもに失敗体験をさせる

    時間的にも余裕があり、やり切れる量の宿題であるにも関わらず子どもがやらない場合には、あえて突き放すことも躾のひとつ。

    例えば、宿題を提出せずに先生に怒られ恥ずかしい思いをするかもしれません。

    しかし、その失敗経験のおかげで「もうこんな思いをしないように、計画的にやろう」と子どもは学ぶことができるのです。

    親がお金を払って宿題を終わらせてあげるよりも、子どもの成長にとってはこの経験の方が何倍も大切ではないでしょうか。

    子どもを大事に思うからこそ手を出したくなってしまいますが、あえて失敗をさせるのも親の努めといえるでしょう。

    さまざまなデメリットも多い宿題代行、まずは自力で宿題をできないかどうかを冷静に考えてみてください。

    まとめ

    部活や習い事、受験勉強で忙しい子どもにとって、宿題代行は便利なサービスであることに間違いありません。

    しかし、宿題代行の利用には様々なデメリットがあることも知っておく必要があります。

    また、宿題代行を利用する前に親ができることがないか試してみてくださいね。

    本当にこのサービスが子どもにとって必要かどうかもう一度じっくり考えてみましょう。

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