初めてお子さんにスマホを持たせるときは、不安になりますよね。
いつから持たせるべきか?トラブルに巻き込まれないか?どの機種にするべきか?…
不安は尽きません…
そこで
スマホに関する不安を解消する方法から
スマホの選び方までまとめました!
中学生のお子さんをお持ちの方はぜひ参考にしてみてください!
1.なぜ中学生にスマホは必要なのか?

図1 スマートフォンの使用開始時期 (出典)MMD研究所
MMD研究所の調査(2016年)によると中学1年生のスマホデビュー率は48.7%!
ちなみに、スマホを持たせた理由ベスト3は、
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1位 塾や習い事を始めたから
2位 保護者が働きに出ているから
3位 周りの子がスマホを持つようになったから
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…といった結果になっています。
つまり、スマホを買う理由は、
お子さんが中学に進学するタイミングと、習い事の開始や保護者が仕事を始める時期が被るためのようですね!
これで、中学生にスマホを持たせる理由がわかりました。
次に、スマホを持たせるメリット・デメリットからスマホの必要性を考えてみましょう!
2.中学生がスマホを使用するメリットとデメリット

2-1 メリット
中学生がスマホを使用するメリットとして、次の3つを紹介します!
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①勉強に必要な情報の検索ツールとして便利
②コミュニケーションツールとして便利
③子供の居場所把握・防犯対策ツールとして便利
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1つ目は、①勉強に必要な情報の検索ツールとしてのメリットです。
図2-1 中学生の平均的な1日のスケジュール (出典)栄光ゼミナール
栄光ゼミナールの調査によると…
中学生は、勉強の難易度が大幅に上がり、勉強時間が足りないようです。
そこで、
アプリやWebサイト、動画などの情報検索ツールが使えるスマホを
おすすめします。
スマホであれば、外出時や、リビングなど好きな時・場所で情報検索できます。
勉強のサポート機能は、忙しい中学生に欠かせないものと考えられますね!
2つ目は、②コミュニケーションツールとしてのメリットです。
スマホは、親子のコミュニケーションツールとして期待できます。
気軽にチャットや通話ができるLINEであれば、お迎え連絡や予定の共有をリアルタイムで
やり取りできます。
そして、
遠くにいてもコミュニケーションがとれるため、お子様の異変などにいち早く気づくことも可能です。
ただし、
SNSアプリの使い過ぎは、現実のコミュニケーション能力低下につながるようです。
↓
定期的に顔を合わせてコミュニケーションをとるようにしましょう!
とはいえ、
忙しいお子さんとコミュニケーションとるには欠かせない機能ですね!
3つ目は、③子供の居場所把握・防犯対策ツールとしてのメリットです。
図2-2 居場所把握事例:スマート見守りシティ構想 (出典)IoTニュース
スマホがあれば、
専用アプリをダウンロードするだけで、お子様の位置情報を手軽に把握することができます。
また、
緊急時の連絡手段として用意し、使い方を教えれば、防犯効果も期待できます。
物騒な世の中からお子様を守るには、欠かせないツールですね!
↓GPSのおかげで解決された誘拐事件例
2-2 デメリット
中学生がスマホを使用するデメリットとして、次の3つを紹介します!
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①ゲームやSNSなどに夢中になってしまう
②トラブルに巻き込まれてしまう
③通信費が家計を圧迫してしまう
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1つ目は、①ゲームやSNSなどに夢中になってしまうデメリットです。
子供の使用頻度の高いアプリトップ3は、
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1位 「LINE」 61.7%
2位 「YouTube」39.6%
3位「ゲーム」 35.4%
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となっています。
無料かつ面白いアプリが豊富なため、お子様が依存症に陥ってしまうようです。
国立教育政策研究所の調査によると、
携帯電話やスマートフォンで通話・メール・インターネットをする時間が長くなると、
学力が低下するという統計結果が出ております。
また、
学力低下だけでなく、視力低下などを引き起こす恐れがあります。
↓
勉強に必要な情報の検索ツールとして期待していたのに、学力が低下しては本末転倒です。
適切なルールを設けて、お子様を守りましょう!
2つ目は、②トラブルに巻き込まれてしまうデメリットです。
図2-3 SNSを利用して被害に遭った県内の子どもの数と摘発件数 (出典)沖縄タイムス
沖縄県の例を挙げると、
沖縄県内で児童買春などの犯罪被害に遭った被害児童のうち、
中学生が前年に比べ8人増え23人で最多
つまり、
SNSによる犯罪に合いやすいことがわかります。
防犯対策ツールとして期待していたのに、犯罪に巻き込まれやすくなっては本末転倒です。
これも適切なルールを設けて、お子様を守りましょう!
3つ目は、③通信費が家計を圧迫してしまうデメリットです。

理想は、5000円以内。安ければなお良し…と、考えている場合は甘いかもしれません。
わかりやすく大手3キャリアの比較をしてくれているサイトがありました。
↓
中学生のスマホ代ってどんなもん?選ぶ携帯会社でこんなに差が!
表1 各キャリアの月額とプラン内容
キャリア名 |
月額[円] |
プラン内容 |
docomo |
7236 |
(5分以内かけ放題+5GB)。学割-1,500円も計算済み |
au |
7658 |
5分以内かけ放題+5GB)。学割-500円とビックニュースキャンペーン-1,000円計算済み |
SoftBank |
7400 |
(5分以内かけ放題+5GB)。学割-1,000円計算済み |
(出典)中学生のスマホ代ってどんなもん?選ぶ携帯会社でこんなに差が!
同一サイトによると、理想は2000~3000円/月が一番多いようです。
つまり、
大手3キャリアでは、理想の約3倍の費用が発生するようです。
毎月7000円とすると、年間8万4000円となります。(大きい…)
習い事、もう1つできるくらいの費用になりますね。
携帯会社は、ほかにもたくさんあるので別の方法で費用を抑えましょう!
以上、中学生がスマホを使用するメリットとデメリットでした。
次は、お子様にスマホを持たせる前に読んでおきたい【注意点・ルール】についてです。
3.スマホを持たせる注意点・ルール
デメリットを聞くと不安になりますよね…
でも、安心してください!
これまでのデメリットを踏まえて、次の3つをルール化をすれば、問題ありません!
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①使用頻度のルール化をする
…ネットやアプリの使用時間を制限する【依存症防止】
時間の詳細は、お子さんと話し合って折り合いをつけましょう
②スマホでしてはいけないことをルール化する
…SNSでの批判記入や犯罪に巻き込まれる行為を制限する【トラブル防止】
過去の事例をうまく使って、注意しましょう
③ペナルティのルール化をする
…スマホによる不都合が生じたときのペナルティを決める【ルールの徹底】
正しい使い方を教えるためにも、厳しいペナルティを設定しましょう
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①~③のルール遵守を条件にスマホの契約をするようにしましょう。
例えば、
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①平日は30分、休日は1時間 …勉強中と寝る前は親がスマホを預かる
(出典)ゲーム&スマホの使用時間の目安は?これが【我が家ルール】
②絶対に他人の悪口は書かないことを教える
③成績が下がったらスマホを没収する…お子さんのやる気を上げて成績UP!
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…とルール化してみてはいかがでしょうか?
最後は、
通信費を抑えつつ、初めてのスマホを選ぶ方法についてです。
4.初めてのスマホの選び方
初めてスマホを持たせる場合は、次の3つ視点から選びましょう!
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①スマホ依存防止 …使用頻度のルール化をスマホでコントロール
②必要最低限の機能 …アプリやスマホの利用制限、位置情報確認機能
③最適な料金プラン …月額2000~3000円に抑える!
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①~③を満たすおすすめが…
TONEモバイルです。
なんと、
スマホの利用制限やアクセスしたWEBサイトの内容を確認する機能
があります。
例えば、22時から朝の7時までスマホ利用禁止!…のような設定ができます。
さらに、
月額1000円で各機能が使える!…お財布に優しい
TONEモバイルは、
をご紹介どのスマホが良いのか分からないときにおすすめできるスマホです。
まとめ
いかがでしたか?スマホは便利である一方で、トラブルの原因にもなり得ます。
そのため、しっかりと使用上のルールを決める必要があります。
デメリットさえ押さえておけば、とても便利なツールである上に、お子様の学力向上も期待できます。
購入を検討する際は、ご紹介した視点でスマホを検討してみてはいかがでしょうか?
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