「子供に幼稚園受験をさせたいけれど、何をすれば良いのだろう。。」なんて、お悩みですね。
幼稚園受験ではどんな問題が出るのかや、面接では何を見られるのかなどわからないことも多いですよね。
しかし早めに準備をしておかなければ、幼稚園受験が失敗してしまうかもしれません!
そこで今回は、幼稚園受験で出る問題や、面接の流れと対策、幼稚園受験に向けて身につけたい習慣についてご紹介します。
幼稚園受験についての知識を押さえて、子供を志望する園に通わせましょう!
目次
1.幼稚園受験とはどんなものなのか?

幼稚園受験では、試験や実技と面接があるところや、面接のみで終わるところなどあります。
幼稚園受験は、基本的には首都圏の付属幼稚園の受験が多いです。
大学の付属幼稚園に入園すれば、エスカレーター式で小学校から中学校、高校、大学と進んでいけます。
有名な大学の付属幼稚園は、入園を希望する人の数が多いです。
なので、幼稚園の段階から試験や面接を実施して、入園する人を絞り込みます。
ここで、幼稚園受験のメリットやデメリットについて確認しておきましょう。
1−1.幼稚園受験のメリット

幼稚園受験のメリットは、内部進学ができることです。
有名な名門学校にエスカレーター式で進学することができるので、進学の度に受験をするよりも子供の負担が減るでしょう。
また、有名な大学の付属幼稚園に入園できれば、子供の将来もある程度約束されたことになります。
なので、親も安心できるというのもメリットです。
1−2.幼稚園受験のデメリット

幼稚園受験のデメリットは、費用が高いことです。
幼稚園の保育料は、他の受験が必要ない幼稚園に比べると高いところが多いでしょう。
また、習い事を受ける人も多いので、保育料の他にも費用がかかってくることがあります。
他にも、幼稚園からエスカレーター式で進学することになると、周りの環境があまり変わらないまま10年以上過ごすのです。
そのため、学校の環境が合わなかったり、いじめられてしまったりしたときは大変な思いをするかもしれません。
以上が、幼稚園受験のメリットとデメリットでした。
メリットとデメリットを考えると、お金がかかっても有名な学校に子供の負担をなるべく少なく入れたい人には幼稚園受験が良いでしょう。
次の項目では、幼稚園受験で出る問題についてご紹介します。
2.幼稚園受験ではどんな問題が出る?

幼稚園受験では、書類選考や面接と、考査と呼ばれているテストも実施されています。
この考査では、子供同士、子供と幼稚園教諭、子供と保護者と遊んでいる姿が評価対象です。
評価するポイントは幼稚園によって違いがありますが、運動能力、知力、表現力、コミュニケーション能力、生活習慣などがよくチェックされます。
幼稚園受験の考査の内容は、公表していない幼稚園が多いです。
そのため、受験する幼稚園が決まったら、インターネットなどで情報を集めると良いでしょう。
ここでは、幼稚園受験の問題を解くための勉強についてご紹介します。
2−1.幼稚園受験の問題を解くために勉強すること

幼稚園受験の問題に対応するためには、生活習慣の基本を身につける必要があります。
幼稚園受験では、コミュニケーションや身体表現、手先の器用さなどを観察されるのです。
その様子から、子供の観察力や思考力、判断力などを見ます。
そのため、それを支える生活能力を養うことが大切です。
ここまでは、幼稚園受験で出る問題についてご紹介しました。
次の項目では、幼稚園受験の面接についてご紹介します。
3.幼稚園受験の面接について

幼稚園受験の面接では、親だけの面接や、親子での面接などさまざまな形式があります。
子供は、自分の名前や年齢について聞かれたり、好きな食べ物や、好きな遊びについて聞かれることが多いです。
子供は、質問に元気に答えられるか、きちんと聞いているか、質問と答えが合っているかも見られています。
ここでは、幼稚園受験の面接の流れと対策についてご紹介します。
3−1.幼稚園受験の面接の流れと対策

幼稚園受験の面接では、自分の名前を聞かれたり、お父さん、お母さんの名前を聞かれることが多いです。
また、自分の好きな食べ物や、動物、花なども聞かれたり、2つのものを比べてどちらが大きいか、長いかなども聞かれることがあります。
面接の対策としては、まず
- 両親から離れることができるようになること
- テストのときに座っていられること
が大前提です。
そして、
- 泣かずにいられること
- しっかりと返事ができること
- 質問を聞くことができるようになること
も大切となります。
家庭では、たまに子供が1人の時間を作ったり、じっと座って自分の名前を言ったりする練習をすると良いでしょう。
ここまでは、幼稚園受験の面接についてご紹介しました。
次の項目では、幼稚園受験のための塾や教室に通わせる必要はあるのかについてご紹介します。
4.幼稚園受験のために塾や教室には行くべき?

幼稚園受験を考えている方は、子供を幼稚園受験の対策ができる塾や教室に通わせる人が多いです。
幼稚園受験の塾や教室に通わせれば、子供が試験に対する場慣れができるというメリットがあります。
幼稚園受験では、子供同士の数人のグループで遊ぶなどコミュニケーションをとることがあるので、場慣れしていないと当日に緊張してしまいやすいです。
また、子供のしつけや生活能力を養いたいと思っても、両親が共働きの場合は、子供と接する時間が少ないことがありますよね。
そこで、塾や教室は幼稚園受験の強い味方となってくれるでしょう。
費用は、月謝が大体1万円から3万円程度のところが多いです。
しかし、塾以外にもお絵かき教室や体操教室などにも通わせる人が多くいます。
そのため、平均すると合計で10万円から15万円ほどかけている人が多いでしょう。
「なんとしても幼稚園受験を成功させたい!」という人は、塾や教室を検討してみてください。
次の項目では、幼稚園受験のときの服装についてご紹介します。
5.幼稚園受験のときの服装について

幼稚園受験の際は、服装選びも非常に大切です。
面接で適切な服装を選べなければ、受験結果に影響が出てしまうかもしれません。
そこで、ここでは幼稚園受験に最適な子供、父親、母親の服装についてご紹介します。
5−1.幼稚園受験に最適な子供の服装

幼稚園受験のときの子供の服装は、子供に馴染んだ洋服を着ると良いでしょう。
男の子の場合は、フォーマルなスーツスタイルがおすすめです。
また、女の子の場合は落ち着いた色のワンピースに紺や濃紺色のカーディガンを合わせることが主流となっています。
真新しいものよりも、子供が着慣れている服の方が良いので、何度か着せた服が良いでしょう。
また、服は丁寧に洗っておき、清潔感のあるものを身につけることが大切です。
靴下や上履きなども同じように、綺麗に洗っておきます。
5−2.幼稚園受験に最適な父親の服装

幼稚園受験のときの父親の服装は、紺やグレイなどの落ち着いた感じのスーツが良いでしょう。
ノーネクタイなどのラフな服装は避けた方が良いです。
5−3.幼稚園受験に最適な母親の服装

幼稚園受験のときの母親の服装は、紺にこだわることはありませんが、フォーマルなスーツが良いです。
また、座ったときに膝が出ないくらいのスカート丈で、アクセサリーは目立ちすぎない控えめのものをつけましょう。
そして、指輪も結婚指輪だけにして、香水はつけない方が無難です。
マニキュアも、派手な色は避けて控えめな色を選ぶと好印象だとされています。
ここまでは、幼稚園受験のときに最適な服装についてご紹介しました。
次の項目では、幼稚園受験に向けて身につけたい習慣についてご紹介します。
6.幼稚園受験に向けて身につけたい習慣

幼稚園受験では、家庭で子供の生活能力を養うことが大切です。
具体的には以下のような習慣を身につけるのが良いでしょう。
- 食事の基本習慣
- 身だしなみの習慣
- 生活習慣
- 遊びの基本
それぞれの習慣について、順番に確認していきましょう。
6ー1.食事の基本習慣

身につけるべき食事の基本習慣は、
- 食事の前に手を洗う
- 正しい姿勢で座る
- 家族など一緒に食べる人が揃ってから「いただきます」と言う
- 箸・スプーン・フォークを正しく使う
- 残さずに綺麗に食べる
- 口の中に食べ物が入っている場合は話をしない
- 食べ終わったとは「ごちそうさま」を言う
です。
日々の生活で気をつけて、礼儀正しい食事の習慣が身に付くようにしましょう。
6ー2.身だしなみの習慣

身につけるべき身だしなみの習慣は、
- ボタンをとめられる
- ホックやファスナーが使える
- 裏返しのまま着ない
- 服を脱いで裏返しのままにしない
- 脱いだものをたたむ
- 靴下の裏返しがわかる
- 踵の位置がわかる
- 踵を踏まない
です。
着替えをするときに、毎日気にして見てあげることが大切です。
もしできていないようなら、逐一正すように促すと良いでしょう。
6ー3.生活習慣

身につけるべき生活習慣は、
- 一人で顔を洗う
- 一人で正しい歯磨きができる
- うがいができる
- 自分で鼻をかむことができる
- 自分で用を足すことができる
- ハンカチやトイレットペーパーが使える
です。
正しい歯磨きの方法や正しい鼻のかみかたなどを、子供ができるようになるまで親が教えてあげることが大切でしょう。
6ー4.遊びの基本

身につけるべき遊びの基本は、
- 親と離れて一人遊びができる
- 他の子供が遊んでいるときに中に入って遊ぶことができる
- 何かに見立てるごっこ遊びができる
です。
子供がコミュニケーション能力を身につけるためには、公園などで他の子供たちと遊ばせるのが良いでしょう。
また、家庭は折り紙やあやとり、お絵かきなどで遊ばせることも大切です。
まとめ
幼稚園を受験をするには試験や面接があるので、準備が必要になります。
また、受験する幼稚園が本当に子供に合っているのか検討したり、幼稚園について知って対策をしたりしなくてはいけません。
幼稚園受験において、受験の準備は親次第とも言えるので、日頃から子供と向き合って育てていくことが大切です。
最近のコメント