スクールカーストとはどんな制度?仕組みをしって強い我が子に育てよう

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    近年、ドラマやマスコミでも取り上げられる「スクールカースト」とはどんな制度か知っていますか?

    スクールカーストとは、学校という小さな社会で繰り広げられる階級制度のことです。

    あなたの子供も巻き込まれる可能性があります。

    そこで、スクールカーストとはどんな階級制度なのか、子供が巻き込まれないように予備知識を紹介します。

    スクールカーストについて親子で話し合ってみましょう。

    1.スクールカーストとは

    スクールカーストとは学校のクラス内で、容姿や勉強以外の能力が他人に与える影響力順に格付けされた制度です。

    それは、「上位層・中位層・下位層」「1軍・2軍・3軍」とも呼ばれて格付けされています。

    スクールカーストという言葉を聞いて、インドの「カースト制度」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

    そうです、インドの厳しい身分制度のカースト制度が語源となっているのです。

    スクールカーストとはどんな制度なのか早速、見ていきましょう。

    1-1.スクールカーストの定義

    スクールカーストの定義は、クラス内を階級分けしているということ。

    本来は、同学年で同じクラス内ならみんな対等のはずですよね。

    しかし、スクールカーストは「あの子たちは上で、この子たちは下」と独特の格付けを生徒で共有し認識するのです。

    格付けされた生徒たちは、とりわけ上位層の者が下位層の者を見下す傾向にあります。

    このことから、いじめの背景にも深く関わっていると認識されているのです。

    1-2.スクールカーストの階級

    スクールカーストの階級について詳しく解説します。

    階級には「上位層・中位層・下位層」や「1軍・2軍・3軍」など様々な呼び名があります。

    ここでは、「1軍・2軍・3軍」として階級の説明をしていくことにします。

    思えば、こうした格付けはスクールカーストという言葉がない時代から少なくとも存在はしていました。

    これを読んでいる親御さんもかつて学校生活で感じたことがあるのではないでしょうか?

    昨今のスクールカーストという階級制度はどうなっているのか階級別で見ていきましょう。

    ・1軍

    1軍に属する子はとにかく目立つ子です。

    目立つというのは外見的にも内面的にもですが、特に外見的な要素が大きい傾向にあります。

    男の子なら、不良グループに属していたり、サッカー部や野球部などの目立つ運動部に属している場合です。

    女の子なら、とにかくかわいい子で性格も明るい子。

    SNSに自撮りをして投稿すれば、「イイネ」がたくさん付きそうないわゆるキラキラ女子も1軍です。

    他にもお笑い系の子や、遊び人の子など存在自体が目立つ要素を持っていると1軍に入ることができます。

    ・2軍

    2軍は1軍に入ることができなかった、いわゆる「普通の子」です。

    外見も1軍の子ほど目立つ要素はないけれど、特に悪いわけでもなく普通。

    しかし、1軍への憧れは常に持っているので1軍に関わろうとします。

    すると、自然の流れで1軍の子たちのご機嫌を取り、ご用聞きのような役割に回る子も出て来ます。

    ・3軍

    3軍はガリ勉タイプの子や、オタク系の子、運動音痴の子などが属しています。

    クラスの中でもおとなしく目立たない子たちという印象が強いです。

    3軍の中には不思議ちゃん系や一人を好み誰とも絡まない子もいて、いじめの対象になり兼ねません。

    どんなに性格がよくても、見た目が地味だったり、目立つことを好まないと3軍になってしまうのです。

    3軍は学校を楽しめなくなってしまう可能性があり、注意が必要です。

    2.アメリカと日本のスクールカーストの違いについて

    スクールカーストは日本だけではなく、むしろアメリカのスクールカーストの方が有名です。

    ハリウッド映画や、学園モノのドラマにも度々登場するスクールカースト。

    アメリカは元々人種差別の歴史があり、スクールカーストが起きやすい土壌ができてしまったのではないかと考えられています。

    アメリカのスクールカーストと、日本のスクールカーストの違いについて見ていきましょう。

    2-1.アメリカのスクールカースト

    アメリカのスクールカーストは、高校生になると始まる傾向にあります。

    アメリカ人の学生は男の子もマッチョなスポーツマンで、女の子はオシャレなイメージですが、実際には無口でおとなしい子も当然ながら存在します。

    日本の1軍に当たるのが、男の子だと「ジョック」女の子は「クイーンビー」と言われる階級です。

    ジョックは体育会系であることが前提とされています。

    アメフト部のキャプテンなどを務めて、端麗な容姿と高身長優れた運動能力を持っていることが特徴です。

    クイーンビーは、他を圧倒する美貌の持ち主でカリスマ性があります。

    ジョックとの交際関係があることも多く、チア部のリーダーをつとめるなど運動能力にも恵まれています。

    ジョックやクイーンビーの上位グループの子たちは、下位の子たちには一切興味を示さないのも特徴です。

    圧倒的な影響力と存在感により、特別な存在として周りも扱う日本より厳しい制度に思えます。

    2-2.日本のスクールカースト

    一方、日本のスクールカーストは、アメリカのスクールカーストと比べると少し雰囲気が違っています。

    日本の1軍に属している子たちはアメリカほど部活に拘っていません。

    男女ともオシャレに敏感でルックスが良く、コミュニケーション能力が高いことが特徴です。

    男女交際も、1軍同士の男女が付き合っている場合が多いようです。

    階級が違う子たちとの付き合い方も違いがあります。

    アメリカのジョックやクイーンビーに属している子たちは、下位の子たちと関わりを持ちませんが、日本ではアメリカほど頑なではありません。

    3.中学生.高校生に見るスクールカーストとは

    中学生や高校生に見るスクールカーストに違いがあるのか気になりますよね。

    SNSが発達して子供たちは24時間同じ学校の子たちと繋がることができる環境にいます。

    そこから見えてくる子供たちのスクールカーストの傾向や階級対策などを紹介します。

    3-1.中学生

    中学生にもスクールカーストは存在しています。

    上位グループと下位グループのかかわりは「いじめ」ではないものの、両者間の「空気感」の違いは否めない。

    空気の読み合いの中で自分のキャラクターが固定化していく傾向があります。

    自分の地位を上げるための戦略も展開されていて、「いじめ」へのきっかけにもなりかねません。

    3-2.高校生

    高校生になると、スクールカーストの制度が如実に表れるようになってきます。

    スクールカーストの教室内の序列(ヒエラルキー)が決まるのが、進級してからの4月、5月です。

    子どもたちは、最下位に落ちない対策を進級前から行っています。

    学校生活にもSNSが深く関わっているため、同じ学校の人やグループをSNSをフォローする努力は惜しみません。

    4.小学生の内にできるスクールカーストへの予防策

    小学生の内からスクールカーストに巻き込まれないための予防策をしておくようにしましょう。

    中高生になると、小学生の内にはなかった教室内のヒエラルキーが現れる傾向があります。

    例え、最下位になってしまったとしても、人生を楽しめる子どもに成長できるようにすることで「いじめ」の標的から回避することができます。

    4-1.コミュニケーション能力を付けさせよう

    コミュニケーション能力を付けさせることは、スクールカーストに巻き込まれない最大のカギです。

    中高生のスクールカーストの基準は「コミュニケーション能力」といわれています。

    どんな人とも話ができるスキルは学校生活だけではなく、大人になっても必要なため小学生の内から身につけると効果的です。

    地域の人などと触れ合う機会を増やして、「どんな人でも話ができる」「どんな人とも協力できる」力を育てていきましょう。

    4-2.未来に繋がる「覚悟」を話し合おう

    未来に繋がる覚悟を子どもと話し合っておくと、スクールカースト対策になります。

    スクールカーストの最下位になってしまったら、子供はもちろん親も心配になってしまいます。

    「いじめ」に発展しかねない階級がスクールカーストの最下位なのです。

    万が一、子供が最下位になってしまっても、苦しまないように以下の覚悟を持つことを話しておきましょう。

    • 死ぬほど嫌な環境なら、環境を変える選択もあり
    • 友達は学校内だけではない。友達がいなくても大丈夫
    • 大人になれば、自分の意思で人生の選択ができるようになる
    • 教室内のカーストに迎合するのが辛いなら「NO」といえる勇気を持とう

    これらの覚悟をもって学校生活を送るように話すことで、親はいつでも自分の味方だという安心が生まれます。

    4-3.家庭が一番の癒しの場だと実感させよう

    家庭が一番の癒しの場だと小さな内から実感させるようにしましょう。

    小学生の内は、スクールカーストまではいかないものの、友達同士のトラブルを抱えることはあります。

    お子さんが元気がなかったり、様子がいつもと違うと気が付いた時は話をきいてあげるようにしましょう。

    温かい食事や家族の団らんは疲れた子供の心を「ホッと」癒してくれます。

    まとめ

    スクールカーストとは学校内における階級制度です。

    現代の学校社会において避けては通れない制度といっても過言ではありません。

    自分の子供もスクールカーストに巻き込まれる危険は大いにあります。

    親は、子供の世界のことだと無関心にならずに、スクールカーストを理解しましょう。

    上位グループになれたとしても他の子を思いやる気持ちを持ち、下位グループになったとしても学校生活を楽しめる子供は未来に繋がる可能性を秘めています。

    年齢的に一番敏感で多感な時期を、有意義に過ごせるように見守っていきましょう。

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