そろそろ、子どもにバレーボールを習わせたいと、お考えですね。
「できるだけ強くなって活躍してほしい!」と願うのは親なら当然の思いです。
でも、所属するバレーボールチームを選ぶのに悩んでいらっしゃるのではないでしょうか。
今回の記事では、強いバレーボール選手になるためのバレーボールチームの選び方をご紹介。
お子さんにベストなバレーボールチームを見つけましょう。
目次
1.小学生のバレーボールは指導者が重要!

小学生からバレーボールを習わせるときに、特に重視してほしいのが指導者です。
バレーボールは最初に習ったときについてしまった癖が、選手人生を大きく左右すると言われています。
小学生で癖づいたフォームは、なかなか戻すことが出来ません。
まずは、正しいフォームを指導してくれる指導者がいるクラブチームを選びましょう。
もちろん、他にもクラブチームを選ぶポイントがあります。
次の章で確認していきましょう。
2.バレーボールチームを選ぶ3つのポイント

この章では、お子さんの所属するバレーボールチームを選ぶときに確認しておきたい3つのポイントを説明していきます。
順番に見ていきましょう。
ポイント1.クラブチームの方針があっているか
まずは、クラブチームの方針を確認しましょう。
クラブチームが目指している方向性や雰囲気はとても重要です。
「のびのびとバレーボールを楽しんでほしい」「勝ちにこだわる選手になってほしい」など、教育方針によってクラブチームの雰囲気も変わります。
特に指導者の教育方針によって、クラブチームの雰囲気は大きく左右します。
「大切なお子さんを預けても良い」と思える指導者がいるかは、とても大切なことです。
ポイント2.活動日数があっているかどうか
強いバレーボールチームは、活動日が多いです。
通常の練習は、週3~5日は当たり前にこなしてています。
逆にバレーボールを通じて、スポーツの楽しさを知ってほしいという方針だと週1~2日の練習となることも多いです。
他の習い事や学校のイベントとの兼ね合いが取れるのかはしっかり確認するようにしましょう。
欠席が多いと、他のチームメイトとの実力の差が出てきてしまい、試合に出れない可能性も出てきます。
特に、夏休みなどの長期休暇中の練習頻度も確認しておくと良いでしょう。
無理なく通える日数の練習量なのかを見極める必要があります。
ポイント3.無理なく通うことが出来る
活動場所に無理なく通うことのできるクラブチームを選びましょう。
どれだけ魅力的なクラブチームでも、通うことが出来なければ続けることは難しいです。
お子さんの送り迎えが出来るのか、学校が終わってから行っても練習に間に合うのか、など、
通い続けることのできるクラブチームに所属しましょう。
3.本格的な指導を受けたいならバレーボールスクールがおすすめ!

本格的な指導を求めるのであれば、バレーボールスクールに入ることをオススメします。
スクールでは、1人の指導者に対して2人の生徒など、とても細かい部分まで指導してもらうことが可能です。
今回は、バレーボールスクールを全国展開しているオーカバレーボールクラブ&スクールと関東エリアに展開している東京バレーボールアカデミーをご紹介します。
3-1.オーカバレーボールクラブ&スクール

オーカバレーボールクラブ&スクールはNPOが運営するバレーボールの学校です。
小学生向けには、1人ずつに焦点を当てるプライベートレッスン、集団での技術向上を目指すグループレッスンの2つのコースがあります。
「個人のスキルに合わせた指導を行う」ことをモットーにされているので、上達スピードが早いです。
まずは、プライベートレッスンのビギナーコースからスタートします。
パスやサーブなどのレッスンを行い、基礎を学んだらチームレッスンでチームとしての技術を磨いていく流れです。
専門の指導員が個人に焦点をあててレッスンしてくれるので、技術向上が見込めます。
気になる方は、一度お試し体験に行ってみましょう。
名称 | オーカバレーボールクラブ&スクール |
費用 | 入会金 7,000円(登録料+事務手数料) 回数券制 1枚3,190円 3枚9,270円 6枚17,940円 12枚33,480円 |
練習頻度 | 自由 |
場所 | 全国各地(各校の確認) |
ホームページURL | http://ohca-volley.com/ |
3-2.東京バレーボールアカデミー

東京バレーボールアカデミーは、日本初の個人指導専門のバレーボールスクールです。
1人の指導者に対して最大2名までの個人レッスンなので、子どもの成長に合わせた指導をしてもらうことが可能です。
指導者は、1人の生徒に対して指導カルテを作成していることも特徴の1つです。
指導カルテがあるので、指導者が変わっても一貫したレッスンを受けることが出来ます。
また、「通うのが大変・・」という人のために、DVDやWEB動画でのレッスンもあり、活用する人も多いです。
気になる方は、一度お試し参加をしてみましょう。
名称 | 東京バレーボールアカデミー |
費用 | 入会金 5,400円(登録料+事務手数料) 回数券制 1枚3,780円 4枚14,256円 8枚27,216円 16枚51,840円 バレーボールCH(動画配信) 月額1,980円 指名料 1,080円/1コマ |
練習頻度 | 自由 |
場所 | 関東エリア(各校の確認) |
ホームページURL | https://tokyova.com/index.html |
4.まずは見学や体験に行こう

バレーボールのクラブチームやスクールに通うことを決める前に、まずは見学に行ってみましょう。
お子さんだけが行くのではなく、
できるだけ、指導者や他の保護者の方と会話をして、クラブチームやスクールの雰囲気を知れるようにしましょう。
また、意識して以下の情報を収集しましょう。
- 指導者の教育方針
- 月謝以外にかかる費用(試合などの遠征費・ユニフォームなど)
- チームのTシャツやジャージの指定はあるか
- 週末の活動頻度
- 練習の送迎や試合時の車だし
- 親の当番など、役割
実際に通わせてから、「こんなはずじゃなかった!」とならないためにも、情報収集は大切です。
もちろん、お子さんが実際に体験してみて、楽しかったかどうかも尋ねてあげて下さいね。
5.小学生がバレーボールを習うメリットとデメリット

ここまでは、所属するチームクラブやスクールの選び方についてお話してきました。
そもそも、小学生からバレーボールを習うか迷っている人は、この章でメリットとデメリットを確認しましょう。
メリット1.子どもの基礎体力がつく
小学生からバレーボールを始めることで、基礎体力をつけることが出来ます。
特にバレーボールは、動体視力・瞬発力・跳躍力が求められるスポーツです。
基礎体力だけでなく、空間認識やとっさの判断力も身につくので、スポーツ以外の場面でも応用することが出来ます。
メリット2.協調性やコミュニケーション能力が身につく
バレーボールはチームプレイのため、協調性の大切さを自然に身に着けることが出来ます。
ただ一緒に遊ぶ友達ではなく、何かを一緒に成し遂げる仲間を見つけることが出来るのです。
チームメイト同士のコミュニケーションだけでなく、指導者や保護者とも話す場面が多くあります。
そのため、目上の人への礼儀正しさも身に着けることが出来るのです。
メリット3.向上心を伸ばす
バレーボールの試合を通じて、向上心を伸ばすことが出来ます。
スポーツに勝ち負けはつきものです。
勝った時には、思いっきり喜び、チームメイトと喜びを分かち合うことが出来ます。
逆に、負けた時でも、悔しさや負けたことから学ぶことがあるのです。
もっと強くなりたい、もっと上手になりたい、と、向上心を伸ばすことにもつながります。
メリット4.バレーボールの有名学校には入れる可能性がある
小学生のうちから、大きな大会で活躍すると、バレーボールの強豪中学校から声がかかることがあります。
全日本で活躍していたことで有名な、木村沙織さんや荒木絵里香さんも小学校の頃から活躍していました。
その活躍ぶりから、バレーボール名門の成徳学園中学校から声がかかったのです。
このように、小学校のうちから活躍することで、バレーボールの名門に入学できる可能性があります。
メリット5.社会人になっても続けやすい
バレーボールは、ママさんバレーのチームが多くあるように、社会人になっても続けやすい競技です。
サッカーやバスケットボールなどと比べても、体力はあまり必要ないことから続けやすいスポーツなのです。
また、野球のように道具を揃える必要がないのも、続けることのできるスポーツとしての魅力の1つでしょう。
デメリット1.怪我をしやすい
バレーボールは、転んだり、捻挫をしたり、突き指をしたりと、リスクは多くあります。
しかし、スポーツをする以上、怪我についてはある程度諦めなければなりません。
もちろん、準備体操をしたり、用心して練習する必要はありますが、どのスポーツでも大小問わず、怪我はするものだと思っておきましょう。
デメリット2.費用がかかる
バレーボールを習うためには、月謝に加えて、ユニフォーム代や遠征費が必要です。
高いクラブチームやスクールでは、月謝が1万円を超えることもあります。
費用が想像以上にかかってしまって続けられない、となるとお子さんのためになりません。
事前の見学や体験などで、しっかりとリサーチしておきましょう。
デメリット3.親の負担が増える
お子さんの練習の送り迎えや、試合での遠征の応援など、親の負担が増えてしまいます。
特に強いチームでは、土日はほとんど遠征で練習試合をしているチームが多いです。
もちろん、親同士で助け合いはするものの、いつも頼ることは出来ません。
遠征の送り迎えを頼んだら、代わりに次の送り迎えは自分が行くなどの気遣いも必要です。
6.小学生バレーボールの気になるQ&A

最後に、小学生のバレーボールについて気になることをQ&A方式でお答えしていきます。
疑問を解消して、バレーボールを習わせるべきかの判断材料にして下さいね。
Q1.バレーボールはいつから始めるべき?
A.早ければ早いほど良い!
バレーボールに限らず、スポーツは早ければ早いほど活躍できる選手へと成長しやすいでしょう。
なぜなら、幼いころからスポーツの楽しさを知っていると、他の子よりも上手くなります。
そのことが自信につながり、「楽しい!」と感じることが出来るのです。
また、小学校のころから活躍していると、名門中学校へ推薦で入学できる可能性もあります。
もちろん、小学6年生だから始めるのが遅いということもありません。
しかし、スタートが遅い分、試合に出られずにバレーボールが嫌いになってしまう可能性もあります。
そのため、できるだけ早くから習い始めることをオススメします。
Q2.バレーボールを習うと、どれくらいの費用がかかる?
月謝は月5,000円~8,000円程度、他にもユニフォームや合宿費が必要です。
クラブチームに入ると、週3回程度の練習で月5,000円~8,000円程度が相場となります。
スクールだと、1~2時間あたり5,000円と高額となることも多いです。
基本の費用だけでなく、バレーボールをするためにはユニフォームやシューズ、練習用Tシャツなどを購入しなくてはなりません。
そのため、初期費用には以下のグッズ代がかかります。
オーダーシューズ | 5,000円~15,000円程度 |
練習用のジャージ(上下組) | 12,000円程度 |
練習用のオリジナルのTシャツ×3枚 | 6,000円~9,000程度 |
チーム専用バッグ | 10,000円程度 |
ユニフォーム | 10,000円程度 |
試合用ソックス×3足 | 4,500円程度 |
サポーターやプロテクター | 10,000円程度 |
冬用のベンチコート | 10,000円程度 |
合計すると、約65,000円~85,000円程度となります。
上記では、チームでジャージやバッグを揃えたときの費用なので、少し高めに計算しています。
チームでグッズを揃えない場合だと、ぐんと費用は抑えることが出来ます。
また、これらの費用は一番最初に必要な費用です。
毎月支払う費用は月謝のみとなるので、安心して下さいね。
さらに、他にも合宿や大会の遠征費用は所属するクラブチームによって大きく異なります。
見学や体験に行く際に、実際にかかる費用を保護者の方に聞くようにしましょう。
まとめ
小学校のお子さんにバレーボールを習わせる際には、所属するチームクラブやスクールに良い指導者がいるかを確認することが1番大切です。
どこで練習するかによって、選手としての活躍は大幅に変わっていきます。
より良いチームクラブやスクールを選んで、お子さんの可能性を広げてあげましょう。
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