【ストレスを抱える子供の6つのサイン】ストレスの原因や症状を知ろう

最近のコメント

    子供のストレスサインについてお調べですね。

    思春期の子供はストレスを抱えていても自分自身で認識していないことが多いです。

    そのため、親が子供のストレスサインに早く気づいてあげられるようにしましょう。

    ストレスサインに気が付かないでいると、子供の心や体に負担を与え様々な症状になって表れることにもなりかねません。

    今回は、ストレスを抱える子供のサインとストレスによる症状、ストレスの原因や対策について説明しています。

    しっかりと理解を深め子供をストレスから守ってあげましょう。

    1.子供が出すストレスの6つのサイン

    子供がストレスを受けているときに表れる6つのサインについてよく知りましょう。

    思春期の子供の多くは、漠然とした不安や悩みというストレスを自分で認識しません。

    また、不安や悩みを抱えていることを親に知られたくないという気持ちもあります。

    そのため、ストレスが心や体の健康に影響を及ぼすことにもなりかねません。

    親がしっかりと気が付いてあげられるように、次の6つのサインについて確認しましょう。

    サイン1.倦怠感

    身体の疲労感や精神的な脱力感などの次の症状を見せます。

    • 体がだるい
    • 体がしんどい
    • 疲れやすい
    • 脱力
    • やる気が出ない
    • 集中力がない

    体のどこかが悪いというわけではなく、元気がなくなり口数が減ります。

    ぼんやりしている時間が多くなるのが特徴です。

    どこか体が悪いのか聞いても、「別に」など具体的なことも言わず、返事もおざなりになります。

    サイン2.頭痛や腹痛

    頭痛や腹痛も、子供のストレスが原因でよく見られる症状です。

    ストレスによる頭痛は、首や肩の筋肉が緊張して起こる頭痛で緊張型頭痛ともいわれています。

    腹痛の場合は、便秘や下痢になる過敏性腸症候群と呼ばれるものです。

    休みの日には問題ないのに、学校に行くときになると頭痛や腹痛を訴えます。

    サイン3.イライラして怒りっぽい

    不安などのストレスから心の余裕がなくなり、友達や家族に対してイライラして怒りっぽくなることがあります。

    家族と目を合わさなくなったり、返事を避けるような様子を見せたら注意が必要です。

    感情が不安定になるため、すぐに弱音を吐いたり、突然泣き出してしまうケースもあるので気をつけましょう。

    サイン4.妹や弟にあたる

    年下の兄弟がいると、妹や弟にイライラをぶつける場合があります。

    何かにあたることは反抗期にも見られる兆候ですが、反抗期の子供は年下に八つ当たりすることはあまりありません。

    ストレスのはけ口として、身近な弱い存在が八つ当たりの対象になっているのです。

    ストレスを抱えている本人はもちろん、弟妹のケアも必要です。

    八つ当たりは良くないということを、本人と年下の弟妹に公平に伝えましょう。

    サイン5.眠れない、寝起きが悪い

    昼寝や夜更かしをしていないのに、眠れないことや朝起きれないということがあります。

    眠れないことや寝起きが悪いことは、ストレスが原因かもしれません。

    ストレスのために自律神経やホルモンバランスに乱れが生じると、睡眠に影響が出ることがあります。

    子供が眠れないことを訴えている場合、自分でも気づかずにストレスを抱えていることが考えらえれますので注意が必要です。

    サイン6.食欲不振、食べ物が呑み込めない

    食欲不振は、大人もよくなるストレスの症状の一つです。

    子供の場合、食欲不振に加え、食べ物が呑み込めなくなることもあります。

    無理に食べさせることは、さらにストレスをかけることになるのでしてはいけません。

    このように、6つのストレスサインが見られた場合、叱ったり強く注意することはやめましょう。

    子供をさらに追い込んでしまうことにもなり兼ねません。

    大事なことは、ストレスサインを見逃さず、子供の様子が「いつもと違う」ことに気がついてあげることです。

    ストレスサインに気がつかず放って置くと、さらなる症状の悪化が懸念されます。

    ストレスが原因でどのような症状が現れるか次の章で確認しましょう。

    2.ストレスによる子供の病気

    心と体が未発達な子供は、ストレスから体の様々なところに症状が表れます。

    ストレスが原因で起こる主な症状を一つずつ見ていきましょう。

    症状1.発熱

    ストレスによる発熱には2種類あります。

    一つは38度を超えるような高熱と、37度前後の微熱が続く場合です。

    高熱は、強い緊張をともなるストレスの場合が多く、ストレスの原因がなくなることで熱が下がります。

    このストレスとは、例をあげると試合や発表会、宿題の提出日などのイベントです。

    微熱の場合は、長く続くピリピリとしたストレスが原因となります。

    周りの期待に応えようとずっと頑張り続けている場合などにおこってしまうのです。

    ストレスによる発熱は解熱剤が効かないので、ストレスを取り除く必要があります。

    症状2.頭痛

    ストレスによる頭痛は、頭蓋骨が締め付けられるような痛みが特徴です。

    肩から首にかけて緊張によるこりも同時におこります。

    運動や入浴、マッサージを行うと血流を良くなって緩和されることが多いです。

    しばらく続くようなら、小児科や内科に受診しましょう。

    症状3.嘔吐

    ストレスによる自律神経の乱れから嘔吐することがあります。

    必ず吐くというわけではなく、「気持ち悪い」状態が続き胸から喉にかけてムカムカした状態のほうが多いです。

    嘔吐が続くと、胃酸で食道粘膜が荒れたり、嘔吐自体がストレスとなり拒食症を引き起こすこともあるので小児科や内科に受診しましょう。

    症状4.腹痛・下痢や便秘

    便秘や下痢、胃潰瘍などの腹痛を伴う便通異常を引き起こすことがあります。

    子供は体の不快感をうまく表現する事が出来ないので、「お腹が痛い」となる事が多いようです。

    ストレスの原因が学校にある場合、土日など学校が休みの日には腹痛を感じないなど症状が軽くなります。

    整腸剤や下痢止めを使っても症状が続くようなら、小児科や内科に受診しましょう。

    症状5.湿疹

    ストレスにより、湿疹や蕁麻疹などの皮ふに症状がみられることがあります。

    これは、普段なら何も問題がない温度の変化や摩擦などの刺激のレベルでも、ストレスによって湿疹が起こるレベルに下がってしまうからです。

    アトピー性皮膚炎の子供は、ストレスによって症状が悪化しやすくなります。

    症状6.食べ物を飲み込めない(ヒステリー球)

    のどが詰まったような感じがして、食べ物を飲み込みずらいことや飲み込めなくなることがあります。

    こののどの違和感はヒステリー球とも言われ、ストレスによりのどの筋肉が緊張してしまうことが原因です。

    食事ができないと体調管理にも影響が出るので、小児科や内科、心療内科に受診しましょう。

    症状7.チック症

    チック症とは聞きなれない人も多いかと思いますが、本人が意図しない突発的な筋肉の運動や発声行為です。

    例を挙げると、激しいまばたきや、首や肩がすくんだり、顔をしかめたりといった筋肉運動や、のどを鳴らしたり叫ぶといった行為が挙げられます。

    ほかにも様々な複合症もあり、小児科や内科から専門医を紹介してもらうと良いでしょう。

    症状8.おねしょ(夜尿症)

    1年以上なかったおねしょが突然起きた場合、ストレスが原因となっている可能性が高いです。

    しばらくすると治るケースが多いのですが、おねしょをしたこと自体がストレスとなって長引くこともあります。

    おねしょの頻度が高い場合や本人が気にしている場合は、医療機関を頼ったほうが良いでしょう。

    夜尿症の治療をしている医療機関を探して相談します。

    辛い症状の場合には、適切な医療機関に診せて症状を緩和するようにしてあげて下さい。

    3.ストレスによる症状と反抗期との違い

    反抗期と思春期のストレスによるイライラは見分けがつきません

    反抗期は中学1~2年生を中心としておき、自立心が芽生えていきます。

    ストレスによるイライラや無気力は、自立心に関係なく心や体を弱らせてしまいます。

    普段から子供をよく観察していくしかありません。

    判断がつかない場合には、担任の先生に相談してみるのもいいでしょう。

    4.子供のストレスの原因

    子供のストレスの原因は大きく分けて2つあり、家庭環境と学校生活です。

    いずれも生活環境の変化に子供の心がついていけないためにストレスになって表れます。

    大人からすれば大したことがないように思えても、子供の世界では抱えきれない問題に見えていることもあるのです。

    自分が思春期だった子供のころを思い出しながら、2つの原因を見ていきましょう。

    原因1.家庭環境の変化

    家庭環境の変化や諍いは、子供の心には大きく影響してストレスとなって子供を苦しめています。

    家庭環境の変化とは、次のようなケースです。

    • 親の離婚や再婚があった
    • 父親が単身赴任でいない
    • 夫婦喧嘩が絶えない
    • 夫婦仲が冷め切っている

    夫婦の問題に対して、子供は無力です。

    家族の中で自分が何もできないということが、かえって家庭の中で疎外感をうけることになります。

    これは子供にとって大変なストレスです。

    自立してきたように見えても、まだまだ子供なのでなるべく親子の時間をつくりコミュニケーションをとるようにしましょう。

    原因2.学校生活

    子供にとって、学校生活の中でのトラブルや悩みは大変なストレスになります。

    例えば部活動で遭遇する先輩後輩という上下関係は、コミュニケーションに慣れていない子供にとって知らず知らずストレスになることが多いのです。

    中学生になると、勉強、特にテストの成績によって他の生徒と比較されることが増えます。

    科目も増え、学習内容も高度化するためこれをストレスに感じてしまう子供は多いです。

    進学などの進路の問題も、自分の希望と現実とのギャップや、親の希望とのギャップに悩みストレスを抱えてしまいます。

    思春期の子供は、自分のストレスについて自覚していなかったり、自覚していても親に気づかれたり悩みを打ち明けることを嫌がる傾向があります。

    ストレスサインに気が付いた時に、「何があったの?」「何を悩んでいるの?」と聞いても、かえって親を遠ざけるようになってしまうものです。

    ストレスによる心身の症状に対して、何が出来るのかを次にまとめましたので確認しましょう。

    5.ストレスによる病気の対策方法

    ストレスサインを出している子供や、ストレスが原因による様々な体の症状の対策方法をまとめました。

    ストレスを抱える子供に対する対策は3つあります。

    1. 親子とのコミュニケーション
    2. サプリメントや漢方でストレスや症状を和らげる
    3. カウンセラーなど外部の専門家に相談する

    順にみていきましょう。

    対策1.毎日親子で話す時間を設ける

    1日1回、短くても良いので親子で話す時間を作りましょう。

    思春期の悩みを抱える子供はなかなか親と話をしたがりませんが、たわいのないことでよいので夕食中や夕食後などに話しかけましょう。

    こちらから聞きだすのではなく、会話の流れの中で子供が自分から話したくなるような雰囲気を作るのです。

    土日などの休みの日には、家族で公園などに行きのんびりする時間、心の洗濯の時間を作ってみましょう。

    散歩などしながら親の方から自分の子供のころの話、子供が反応できるような話をします。

    また、キャッチボールなど体を動かすレクリエーションは、会話も弾みストレス解消にもってこいです。

    時間をかけて、子供が悩みを打ち明けやすい家庭環境を作っていきましょう。

    対策2.サプリメントや漢方などを服用する

    サプリメントや漢方にはストレス対策に良いものもあります。

    代表的なものを取り上げましたので、参考にして下さい。

    ストレスに良いサプリメント

    症状 サプリメント
    だるい、気分が重い セントジョーンズワート
    眠れない テアニン、バレリアン
    イライラする DHA・EPA、ギャバ

    ストレスに良い漢方

    症状 漢方
    イライラする 加味逍遥散
    元気がない 味帰脾湯
    のどの違和感 半夏厚朴湯
    眠れない 加味帰脾湯

    漢方の場合には、薬剤師に用法用量を確認して下さい。

    親自身も、ストレスを抱える子供の心配からストレスを受けていることが多いです。

    漢方では母子同服と言って子供と親が一緒にのむという処方があります。

    親も同じものをのむことで、子供も安心できるのでお試しください。

    対策3.カウンセリングや心療内科に相談する

    カウンセリングや心療内科など専門の人に相談してみましょう。

    ストレスによる症状は、根本である原因を取り除くことが最善方法ですが、場合によって親子だけでは難しいものです。

    親までストレスで参ってしまわないように、専門の第三者に頼ったほうが良い場合もあります。

    学校でスクールカウンセラーの有無や、近くにカウンセリングや心療内科がないか調べてみましょう。

    まとめ

    思春期の子供は、自分の成長と周りの環境の変化からストレスを受けやすく、頭痛や腹痛などの症状を伴って現れることがあります。

    反抗期だから仕方ないなどと思わず、子供の変化をよく観察してストレスサインに気づいてあげられることが大切です。

    また、子供の心配から親自身もストレスをためてしまうケースも良くあります。

    悩みの解決方法がわからない場合には、家族全員のストレスとして抱え込まないように、カウンセリングや専門医に相談することも必要です。

    問題が大きくなる前に子供のストレスサインに気が付くよう、普段から子供を見守りコミュニケーションを欠かさないようにしましょう。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    18 − 4 =