幼児退行かも?大人の赤ちゃん返りの原因と解消方法を丁寧に解説

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    幼児退行についてお調べですね。

    幼児退行とは、大人による幼児返りや赤ちゃん返りを示す心理学の用語です。

    十分な大人が、家族や恋人に対して急に甘えはじめ、赤ちゃん言葉や赤ちゃんのような行動をすることを幼児退行と言います。

    幼児退行の主な原因は、過度のストレスによる心の防衛メカニズムによるものです。

    今回は幼児退行についての基礎知識や、原因を詳しく解説します。

    「幼児退行かな?」と思う人がいるならチェックリストも紹介しているので、確認をしてみましょう。

    1.幼児退行とは

    幼児退行とは、分別のある大人が、ある時から幼児や赤ちゃんのように自分では何もできないかのような振る舞いをする状態をいいます。

    多くの場合、ストレスが原因です。

    無意識に幼児退行してしまう仕組みや、具体的な退行行動についてみていきましょう。

    1-1.幼児退行はこころの防衛機能

    幼児退行は、つらい経験や苦痛、ストレスから心を守る無意識の行為です。

    軽いストレスの場合、スポーツで発散したり旅行などで気分転換したという人もいるでしょう。

    これは、心理学用語で「昇華」といいますが、より強いストレスによってスポーツなどでは解消されない場合に幼児退行を引き起こす場合があります。

    昇華や退行は、無意識的に心の負担を軽減しようとする心理的なメカニズムの一つです。

    赤ちゃんはおっぱいを飲むことと寝ることしかできないように、やけ食いやふて寝といった行為も幼児退行の一つといえるでしょう。

    1-2.軽微な退行行動とは

    軽微な幼児退行の行動は、赤ちゃんのように甘えたり幼児のような言葉で話すことです。

    風俗業界には「赤ちゃんプレイ」というものがありますが、こうしたことでストレスを発散するのも軽微な幼児退行と言えます。

    風俗や家庭での赤ちゃんごっこで、ストレスが解消されて普通に日常生活が送ることが出来る場合には、それほど心配しなくてもいいでしょう。

    1-3.重度な退行行動とは

    重度な退行行動とは、無意識に指をしゃぶったり、おねしょ・おもらしをしてしまう行動です。

    家の中だけの行動で済めばいいのですが、公共の場所でのおもらしなどは日常生活に支障をきたします。

    生活に困難を感じるようであれば、心療内科や精神科医に相談しましょう。

    2.幼児退行の4つの原因

    幼児退行になる原因は4つあります。

    強いストレス、頭への外傷・脳へのダメージ、認知症、うつ・統合失調症です。

    若く、健康な人の幼児退行は、たいていの場合、過度なストレスが原因になります。

    順番に確認していきましょう。

    原因1.過度のストレス

    幼児退行を引き起こす原因の一つが、過度のストレスです。

    つらい出来事や、仕事や人間関係での強いプレッシャーなど過度なストレスに耐えるため、心の防衛機能が働き退行となって現れます。

    無意識のうちに守られたい、許されたいという気持ちが働き幼児や赤ちゃんのような行動になるのです。

    軽微な幼児退行、つまり家族や恋人に甘える行動は精神的な健康状態といえるでしょう。

    原因2.認知症による幼児退行

    認知症によっても赤ちゃん返りは起こります。

    認知症というと高齢者特有の病気と思うかもしれませんが、脳血管障害によって若い人でも認知症になるのです。

    物忘れが多くなったり、道に迷うことがあったり、性格が変わったように感じることがあれば、認知症の可能性があります。

    若年性認知症が疑われる場合には、認知症専門外来に相談すると良いでしょう。

    よくわからない場合には、普段風邪を引いたりした時に受診している病院に行き、そこから専門医を紹介してもらうという方法もあります。

    原因3.頭への外傷・脳へのダメージ

    脳梗塞などの脳血管疾患、事故による頭部外傷、アルコール依存症などによる脳機能障害の結果、幼児退行を引き起こすことがあります。

    検査をしなければ原因はわかりませんので、まずは以前入院していた病院に相談すると良いでしょう。

    病院が遠いなどの場合には、普段行っている内科の先生に相談して、医師ネットワークから近くの病院を紹介してもらいます。

    原因4.うつ・統合失調症

    うつや統合失調症の場合にも幼児や赤ちゃんのようにふるまう場合があります。

    軽微な幼児退行の場合には、カウンセリングを受けて必要に応じて病院を紹介してもらいましょう。

    重度な幼児退行で、日常生活が送れない場合には心療内科や精神科に相談することをオススメします。

    3.幼児退行の行動をチェックしよう

    あなたの周りに、幼児退行と思われる人がいるかもしれません。

    幼児退行の行動として、軽度から重度までリストのチェックしてみましょう。

    軽度

    • 恋人や家族に甘える。
    • 赤ちゃん言葉で話す。

    中度

    • ぬいぐるみを肌身離さず持ち歩く。
    • 自分の指をしゃぶるようになる。
    • 自分で食事を食べず、口に運んでもらう。

    重度

    • 赤ちゃんのように意味をなさない声を出し、会話ができない。
    • 風呂に入るのに、脱衣を手伝ってもらう。
    • 風呂で自分で体を洗えない。
    • 離乳食のようなやわらかいものしか食べないようになる。
    • おねしょをするようになる。
    • 家でトイレに行かずおもらしをする。
    • おもらしを前提におむつをはいて暮らす。
    • 仕事など外出先でおもらしをするようになり、おむつが外せなくなる。

    軽度な幼児退行から、中度、重度と分けています。

    もともと甘えたがり屋の人はいますが、幼児退行ということでもありません。

    アニメやゲームの影響など、一時的なものかもしれませんので軽度な行動についてはしばらく様子を見ると良いでしょう。

    ただし、家族や恋人などの生活に負担がかかっているのでしたら、家族や恋人自身がストレスに負けてしまう恐れがあります。

    軽度な幼児退行でも、不安を感じているのでしたら近くのカウンセリングに相談しましょう。

    4.日常生活に支障が出てきたら医療機関へ相談しよう

    幼児退行で日常生活に支障が出るようなら医療機関に相談しましょう。

    しっかりとして頼もしい人から突然甘えられたりすると、家族であってもびっくりして悩んでしまいます。

    しかし、時には甘えたいという気持ちになる事は誰にでもあることです。

    幼児退行の原因がストレスの場合、仕事内容や人間関係が改善してストレスの元を軽減又は取り除くことで改善を待つことになります。

    おもらししておむつが必要になるなど日常生活に支障が出る場合には心療内科や精神科医に相談しましょう。

    まとめ

    幼児退行とは、赤ちゃんのように甘えたり、赤ちゃん言葉になるなど赤ちゃん返りしたように見える言動を言います。

    強いストレスを与えられたり、つらい経験をすることで心が耐えられなくなった時、無意識に心を守っているのです。

    ストレスの原因が対処できることなら、ストレスを軽くする方法がないか考えてみましょう。

    さらにストレスがかかると、幼児退行もエスカレートして会話が困難になることもあります。

    日常生活が困難なほど退行がひどくなる前に、心療内科や精神科に相談するようにしましょう。

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